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●マゾッコメグの報告

マゾッコメグです。

11月10日(日)、イトヤン企画で
奥多摩・鳩ノ巣渓谷ハイクに行って来ました。

今回の参加者は
(男性)イトヤン、マゾッコメグ、だいすき、猿、ふむふむ、リン、あきじ
(女性)温泉博士、なっちゃん、OKM、きっちゃん、ことら、スワニー、
ゆっこたん、non、ナイスバディ、ゴザル
の計17名。
山ML企画としては、昨年の西沢渓谷ハイクと並んで、
最多タイの参加人数となった。

妻がこの日から出張する関係で参加できず、
妻が参加できない場合は自分も不参加にしようかと思っていたが、
今回久し振りに山ML企画に参加する人もいるし、
まだ会ったことのない人もいたので、結構楽しめそうな気がして、
最終的に参加したい気持ちが勝り、参加することにした。

つくば−荒川沖−日暮里−新宿−立川−青梅−古里(こり)−白丸ダム
−数馬峡橋−もえぎの湯−奥多摩駅−青梅−立川−神田−上野−荒川沖
−つくば

いつもならつくばセンターから高速バスで東京に出るところだが、
今回は常磐線沿線在住の参加者が多く、
なるべく一緒の時間を持ちたいので、マイカーで荒川沖まで出て、
そこから常磐線で行くことにした。

自宅をAM6:30に出発し、荒川沖7:17発の列車に乗った。
自分の車は、荒川沖駅近くの一日500円の駐車場に停めた。
切符はホリデーパスを買った。
ホリデーパスは2040円で、これで奥多摩まで行って来られる。
まともに切符を買ったら往復で4000円位かかるから、
ホリデーパスのお陰で電車賃は約半額になった。

荒川沖からなっちゃんと一緒で、途中の佐貫でイトヤン、
我孫子でだいすきさんが乗って来た。
一番前の車両に乗ると決めていたから、問題なく合流できた。
日暮里で山手線に乗り換え、新宿まで出た。
新宿では9,10番線ホームの下り列車の一番先頭の位置で
待ち合わせることになっており、ここでかなりの人数が合流。
9:10頃出発の列車で出発することになっていたが、ゴザルさんが来ない。
彼女はどうやら直後の電車で来るらしいので、
まず我々だけで立川まで行くことにした。
青梅行きの列車だったから、立川で降りるのも勿体無いような気もしたが、
立川で降り、遅れて来たゴザルさん、途中の荻窪から乗ったふむふむさん
(前日は実家に泊まった)、国分寺(西国分寺?)から乗った猿さん、
南武線で来たOKMさんと合流し、これで全員揃った。
立川合流組の乗った列車が来るホームがまちまちで、
何回もホームを移動するハメになった。

9:55発の青梅行きの列車に乗り、青梅で奥多摩行きの列車に乗り換えた。
奥多摩行きの列車はメチャクチャ混んでいたが、外部が派手に塗装され、
進行方向左側の、普通ならロングシートがある部分がテーブル状に
なっていて、そのそばに窓側を向いたシートが設置されているという、
独特な形態に関心を持った。

古里には11:05着。駅名は「ふるさと」ではなく「こり」と読む。
無人ではなかったが、ローカル感溢れる駅で、結構気に入った。
トイレは外にあったが、便器は少なく、参加人数が多いので、
ここでだいぶ時間を費やした。
駅前で記念撮影し、簡単に自己紹介して、出発は11:25。

最初は舗装された普通の道を歩いた。
民家の庭に柿の実がなっていて、のどかな雰囲気を出していた。
途中からハイキングコースに入った。
平坦な道ばっかりかと予想していたが、
実際には結構アップダウンがある道だった。
途中に名も知らぬ滝があり、それをバックに写真を撮った。
紅葉を期待していたが、ハイキングコースの周辺は
あまり紅葉しない木が多く、それがちょっと残念。


今回、幹事任せだったこともあって、
具体的な地名などはよく分かっていないのだが、途中、何回か橋を渡った。
橋の上から見る渓谷はとても深く、下を見るとビビってしまうものだが、
そこそこ紅葉は進んでいて、結構いい眺めが楽しめた。



PM1:00頃、吊り橋付近の河原で休憩をとり、
ここでお湯を沸かしてコーヒーなどを飲んだ。
自分が持って来た水は全部ここで使ってしまったが、
携帯コンロは他にも持って来た人がたくさんいたので、
自分が持って来たコンロは使わずじまいになった。
ここで自分が買って来た、冬季限定の「きのこの山」をみんなに配るが、
思ったより数が少なく、全員に回らなかった。しかも自分の分もなかった。
失敗した。もっと買うべきだった。



1:30に出発し、やがて白丸ダムに着いた。
ダムの上流は小さな湖が出来ており、
エメラルドグリーンの湖面に紅葉が映って、これが結構美しい。
ダムの下は水が激しく放出され、虹ができていた。
少し下流に目をやると、魚道が見える。
細い緩やかな水路で、この中を魚が泳いで上り下りするようになっている。
それ程学習効果の高くない魚が本当に魚道をちゃんと通ってくれるのかは、
大いに疑問だが。

ダムを渡って少し階段を上がると、
魚道を見物できるという深い穴に出くわした。
螺旋状の階段があって、そこを降りていくと魚道に辿り着けるというもの。
降りたらまた上がって来なくてはならないから面倒だと思ったが、
好奇心が勝り階段を降りて魚道を見に行った。
下に降りると、横にトンネルが広がっていて、そこに魚道があった。
階段状の緩やかな溝の中にU字型のブロックが存在し、
U字型のブロックにできた水溜りで魚が休憩し、
少しずつ川を上って行けるというものらしい。
帰りは実は螺旋階段を登る必要はなかった。
進路通りに歩いてみたら、殆ど登ることなく外に出てしまった。
そしてまた元の場所に戻れて、何とも不思議な気分になった。



ダム湖のほとりをしばらく歩くと、数馬峡橋に着いた。
この近くの「鴨足草(ユキノシタ)」という食堂で名物のずり出しうどんを
食べる予定だったが、結構値段が高いし、しかも混んでいるようだったので、
ここで食べるのは断念し、取り敢えず橋を渡って店を探した。
しかし車道沿いであるにも拘わらず、
食堂や食べる物を買えそうな店はなかった。
すでに2時過ぎになっており、お腹が空いてきた人もいたが、
結局「もえぎの湯」で温泉に入り、その後で食事にしようという話になった。
もえぎの湯までは2km程の道程だったが、
途中の道が片側工事中だったりして、
工事の案内係のお兄さんが我々を誘導してくれた。

もえぎの湯にはPM3:20に着いた。
ここは去年、雲取山に登った後にも入っている。
ここは結構人気があるのか、その時は入れるまで20分待たされたが、
今回は何と40分も待たされた。
その間買い物や食事に行くこともできず、
またも空きっ腹を抱えるハメになった人もいた
(自分は何故か山ではお腹が空かないので、問題ないのだが)。

4:00になってやっと入れた。
下駄箱に靴を入れ、その下駄箱の鍵をフロントに預け、
料金(700円+入湯税50円)を払うと、ロッカーの鍵が貰えて、
それで初めて入浴できる、というものだ。
自分はデカいザックを背負っていたが、
生憎自分が割り当てられたロッカーではそのザックが入らないので、
ロッカーの上に置いておくことにした。
ここはロッカーが特に多い訳でもないし、浴槽もそれ程大きくはない。
実はこれが混む原因なのだろうか。
露天風呂もあるが、そこまで長い階段を降りたり、
水溜りの中を歩いたりする必要があり、寒い思いをさせられる。
湯は透明だが、露天風呂のお湯はちょっとぬるめだった。

4:50頃上がり、2階の休憩室で食事にした。
もう時間が時間なので、昼食というよりは夕食だった。
メニューはそれ程多くはないが、蕎麦や簡単なセットメニューはあった。
私やあきじさん、ふむふむさん、猿さん、温泉博士さん、スワニーさんが
いたテーブルではおでん・枝豆・豚角煮・焼鳥・ビール・日本酒などを頼み、
殆ど居酒屋状態。
大阪万博の時いくつだったかとか、血液型の話などで盛り上がった。
今回の参加者にAB型の人が多いことを知って驚いた
(ちなみにリンさん夫妻、猿さん、ふむふむさん、温泉博士さんがAB型)。
ナイスバディさん、ゆっこたん、OKMさん、ゴザルさんが
我々より1時間近く遅れて上がって来た。
当初の予定では、新宿で打ち上げをやることになっていたが、
このような状態だったから、当然新宿での打ち上げはなし。
立川の中華街でやろうかという話もあったようだが、
これはまたの機会に、ということになった。



6:55奥多摩発の電車には間に合いそうもないので、
7:25発の電車で帰ることにした。
もえぎの湯の前で記念撮影して、駅に向かった。
まだ飲み足りない気がしたので、駅前の売店で缶ビールを買って、
電車に乗り込んだ。
帰りの車内では寝ている人が2名いたが、あとはかなり盛り上がっていた。
他に乗っている人が少なかったので、車内でも宴会状態になった。
ただ自分も少し居眠りしたためか、風邪をひいてしまい、
その後しばらく体調が優れなかった。



青梅で乗り換え、立川でまた乗り換えた。
OKMさんがここから南武線で帰るので、ここでお別れ。
残るメンバーは東京行きの電車に乗ったが、猿さんが国分寺で降りた。
三鷹で特別快速との待ち合わせがあったので、
ことらさんとふむふむさん以外の全員が乗り換えた。
ふむふむさんは実家に泊まり、翌日早くつくばまで出勤することになった。
新宿で温泉博士さんときっちゃんが降り、
御茶ノ水であきじさんとスワニーさんが降りた。
次の神田で常磐線組が降り、
ゆっこたん、ゴザルさん、nonさんが終点の東京まで乗った。
常磐線組は上野に出た後、9:39上野発土浦行きの電車に乗った。
柏でリンさん夫妻が降り(ここで乗り換えて北柏に行った)、
我孫子でだいすきさんが降りた。
残る茨城組は、イトヤンが佐貫で降り、
荒川沖で降りた私となっちゃんが一番奥であった。荒川沖到着は10:36。
ここからはそれぞれ自分の車で帰ったので、なっちゃんともここでお別れ。
つくば到着は11:00。帰っても妻がおらず、一人寂しい帰宅となった。

今回はかなり大人数が集まり、とてもにぎやかで楽しいハイクとなった。
幹事のイトヤン、有り難うございました。
こうやってメンバー間の交流が深まると、山MLも一層活性化すると思うし、
願わくは山MLメンバーの中から結婚するカップルが
リンさん夫妻に続いて出て来て欲しいものだ。
今後もこのようなお気軽企画はやって貰いたいと思う。
12月にコアラさんが言っていた箱根企画が実現するかどうかは
分からないが、房総や三浦半島の山ならこれから紅葉が見頃になるだろうし、
この辺でお気軽ハイクがあるといいなと思う。
(ただし自分はもう今年は企画しませんが)

もえぎの湯 0428−82−7770