上州武尊山行報告(キャンプ7企画)
byコアラ

●日時 2000年9月2日
●参加者:コアラ、たけちゃんマン、ほか5名


コアラです。
9月2日上州武尊山にキャンプ7の企画で登って来ました。
百名山としては35座目。
コアラ個人の山行としては、渡欧前の6月の四阿山以降、2ヶ月以上ぶりです。
コアラは落馬の怪我がまだ癒えてはいないのですが、
リハビリを兼ねて参加してみました。
武尊山はキャンプ7の企画としては難しい部類に入るので、
参加者は少なく、中高年が多いながらも皆さん健脚揃いでした。
参加者は全部で6名、それに引率者のKさんの7名でした。
6名の構成は、男性5名、女性1名。
男性4名の内3名はもう会社をリタイアした中高年の方々、
もう一人はNさんという30代の口髭の建築士の方。
箱根の明神ヶ岳・明星ヶ岳にも来ていて、メグちゃんのこと憶えていましたよ。
クロカンでも一緒だったとか?

コースタイムは以下の通り。
登山口9:00 武尊山避難小屋10:10−20 中ノ岳12:20−25
沖武尊山頂13:00−40 中ノ岳13:55−14:00
武尊山避難小屋15:10−20 登山口16:05

コースは武尊牧場からのコースで、
途中まで夏期でも営業しているスキーリフトを使って登ったので、
最も楽なコース。
リフトを2つ乗り継ぎ、武尊牧場スキー場の頂上からは、
日光白根山や残念ながらまだ未登頂の皇海山が見えました。


登山口からは避難小屋までは、
白樺林からブナ林へと変わっていく樹林帯の中の緩やかな登り。
紅葉の時期はもっと綺麗なんだろうな?
途中、映画のロケ地跡地もあった。


避難小屋からやや登りがきつくなった後、稜線に出る。
小さな湿原があり、
日光連山の他、燧ヶ岳や至仏山、笠ヶ岳などの稜線が見える。
今度は、尾瀬の山々に登ってみたいなあ〜。
ここから中ノ岳までがとっても急な登りで、クサリ場が続く。

ここから先は、
Kさんからコアラに先頭をやるように言われてやってみたのですが、
テンポは一定なのですが少し速すぎると言われました。
どうしてもストライドが長くなってしまうようです。
この辺りから雲が多くなり、ガスがかかってくるようになる。
その途中、細長い窪地に池があり、景色は素晴らしい。
最後に急な登りになるが、その途中に日本武尊の像があり、
そこで記念写真を撮る。


それからわずかな登りで、山頂へ到着。
山頂では、本来は360°の大展望が楽しめるのでしょうが、
残念ながらガスの中で展望は楽しめず。
このところ、コアラの晴男パワーも錆び付いています。
山頂では昼食の後、記念写真を撮り、コアラは1等三角点の写真も撮る。
リフトが4時半が最終とのことで、
午後1時半には山頂を出ようということで、そうそうに出発。
下りになると、皆のテンポが急に速くなる。
しかも雨が強くなってきて、クサリ場は滑りやすくなっていて、大変。

コアラは、登りは問題なかったのだが、
下りだと足を着地するときに肋が少し痛む。
従って、飛ぶように下りることは困難で、
1歩1歩確認しながら下りないといけず、
緩い下りなら問題ないが
(ストライドが大きいので他メンバーとテンポが遅くとも付いてはいけるのだが)、
急な下りではストライドを大きくする事が出来ないので、
皆のテンポに着いていくことが出来なかった。
もう一つ、靴を新しくしてからどうでも良いところで滑ることが多く、
茅ヶ岳、四阿山ととっても滑りやすくて困った。
なりみさんと一緒に行った北八ヶ岳は、
底がすり減った昔の軽登山靴だったが、
それはほとんど滑らなかったのだが。
新しい登山靴にしてから、滑りやすくなっていたが、
結構慎重にいつも下山していたので、
滑っても転倒までは至らなかったのであったが、
今回ついに転んでしまい、
しかも落馬で痛めたところをまた打ってしまった。失敗。
今一つ靴との相性が悪いので
(ローカットの軽登山靴もあるのだが、これもそんなに滑ったりしない)、
今度Kさんのところに持っていって、相談してみよう
(キャンプ7で買った靴なんで)。
今自分の足を見てみると、くるぶしのところが少し腫れている。

登山ペースを見てみると、
登りが地図のコースタイム3時間40分のところ3時間45分、
下りは地図のコースタイム2時間50分のところ2時間10分。
かなり下りのペースが速いことがわかる。
コアラとしては、これだけの下りで降りれるメンバーだったら、
登りももっと速く登って欲しいと思ったのであるが、
中高年と若者(私は別に若くもないが)とでは
心肺機能が違うので仕方がないのか?

久しぶりの山行であったが、
下りに課題を残すも、病み上がりではあったが、
コースタイム通りにはどうにか歩けることがわかり、とりあえず一安心。
今後は、靴の様子を少し見て、
何故最近滑りやすくなっているのか、
歩き方も問題も含めて、考察してみようかと思っている。

コアラのこれまでの山行では、単独行の場合、
登りはコースタイムのだいたい80%くらいのタイム、
下りはほぼコースタイム通り、というのが普通のようです。

9月末の会津駒は、どうにか歩けそうですので、
参加される皆さん、よろしくお願い致します。
でも、病み上がりなので、お手柔らかに!
秋の湿原歩きが楽しみですね。

山MLの皆様。
機会がありましたら、キャンプ7の企画でも御一緒しましょう。
別に、私はキャンプ7のまわし者ではないですが。