コアラです。
1月12日(祝)のハックルベリー企画の「裏筑波de鍋」の報告をします。
全体の参加者は20名程度で、大半が中高年の常連さんでした。
山MLからの参加者は、コアラとリン夫妻の3名でした。
我々3人が、一番若いグループになります。
車が何台有っても良くないので、リンさんの車で行くことにして、
つくばバスセンターに午前9時15分に拾ってもらいました。
旧関東鉄道の筑波駅に9時半集合か、
10時に現地(筑波山北麓の筑波YH跡地)集合でしたが、
コアラは現地の場所を知っているので、現地集合にしました。
●コースの概要
この北麓のコースは、筑波山への登山ルートとしては、
ロープウエイやケーブルカーを使わない場合の、
最も歩行時間の少ない簡単なルートです。
筑波山神社からのケーブルカー沿いのルートや
つつじヶ丘からのロープウエイ沿いの稜線ルートと比べて、
人も少なくて静かな散策が楽しめます。
早春にはカタクリの自生地もあって楽しめます。
コアラは、1999年の5月に単独でこのルートを登っています。
この時は日が長かったので、午後急に思い立って出発し、
午後4時くらいに登り始めて、5時半くらいに下山しましたが、
もう御幸ヶ原の売店は閉まっていましたね。
車で林道を上っていくと、途中で何台もの車が立ち往生している。
実は鍋会に参加する人達の車で、路面が雪で凍結していて進めない。
仕方が無く、林道途中の駐車スペースまでバックで戻り、
そこに車を止めて、林道終点のYH跡地まで歩いて登った。
そのため、全員が集合する時間が遅れ、10:45出発となった。
Kさんが皆が登っている間に鍋の準備をし、
他のメンバーは各自山頂を往復することにした。
一応鍋会は13時半頃から始められるように準備するとのことであった。
●コースタイム
YH跡地10:45−御幸ヶ原11:20〜25−男体山山頂11:40〜55
−自然研究路合流12:00−薬王院分岐12:20
−御幸ヶ原(売店でラーメンを食べる)12:30〜50
−女体山山頂13:00〜15−御幸ヶ原13:25−YH跡地13:45
●登り・男体山(たけちゃんに偶然会う)・自然研究路
北側の登山道は、一部雪で凍結して滑りやすくはなっていましたが、
特段危険なところもなく、順調に登れました。
御幸ヶ原まではほぼメンバー全員で登りましたが、
そこから先は、コアラとリン夫妻の3人で歩きました。
まずは男体山の向かおうかと歩き始めたところ、
ハックルベリーの仲間のTさんから声をかけられました。
Tさんは、キャンプ7時代からの常連さんで、
たけちゃんと参加したキャンプ7の武尊山山行に参加しています。
たけちゃん・マロ子さん・リンさん・マゾッコメグさんらと
難台山の縦走した時に、偶然反対側から歩いてきていた方です。
Tさんもこの鍋会に参加で、筑波山神社のある表参道から登ってきて、
北側に下りて鍋会に合流する予定だそうです。
帰りもまた北側から御幸ヶ原に登って、筑波山神社側に下りるそうです。
御幸ヶ原、男体山、女体山共に展望は良かったのですが、
北側の八郷・真壁・明野方面は特に展望が良く、
加波山や難台山・吾国山などの近隣のやまなみの他、
日光連山もうっすらと見え、日光男体山・女峰山・日光白根山・皇海山
などの雪を被った山並みを見ることが出来ました。
しかし、南側はもやった感じになり、余り遠望は効きませんでした。
筑波学園都市の町並みもはっきりは見えず、
どうにか霞ヶ浦の湖面は光っているので、確認できました。
男体山の方が女体山と比べて登山時間は短いのですが、
男体山の方が岩場が多く、傾斜も急で、大変なような気がしました。
カナビーあたりを連れてきたら、結構大変だったかもしれません。
男体山からの下山途中、下から初老の御夫婦と娘さんらしき人が登ってきて、
服装とか髪型が見たことある人だなと思ってよく見たら、たけちゃんでした。
親孝行というか家族サービスで筑波山に観光に来ていたようです。
いつものたけちゃんの表情というよりは、娘の顔になっていました。
彼女は我々がこの日に筑波山に来ていることは知っていたので、
我々とどこかで会うかもしれないとは思っていたようです。
我々3人は、この後直ぐに男体山を1周する自然研究路に入っていったので、
男体山で余りゆっくりしていなかったら、
または林道が凍結していなくて直ぐに登山が開始できていたら、
たけちゃん親子とは遭遇していなかったわけで、
偶然の出合いにはビックリしました。
自然研究路はコアラは初めて歩きました。
真冬ですので、生物的には余り見所は無いのですが、
途中大岩の展望台とかがあり、そこからの明野町方面の見晴らしは素晴らしい。
周回路が北側斜面に入ると、積雪があり凍結しているので、
滑りやすくなっていて、歩くのに苦労した。
●御幸ヶ原(ラーメン食べる)・女体山・下山
単純に男体山をピストンしないで、自然研究路などを歩いて戻ったので、
御幸ヶ原には12時半戻りになり、残り1時間という事で、
急いで女体山をピストンしてYH跡に戻らないといけなくなった。
しかしお腹がかなり空いてしまい、シャリバテで登れなくなったので、
土産物屋に入ってラーメンを食べることにした。
観光地のラーメンなので、ラーメン通のコアラとしては、
そんなに美味しいものではないが、冷えた体の空腹の身としては、
結構美味しく食べることが出来た。
急いで食べて、女体山に向かったが、
途中でハックルベリーのメンバーとすれ違ったので、
極端に遅れているわけではないので安心した。
女体山だからなだらかだということもあり、結構子供連れも多く、
赤ちゃんやカナビーよりも小さい子たちもたくさん居た。
まだカナビーよりも小さい子供たちは親が抱っこしていたが、
2〜3歳くらいの子供は結構自力で歩いている子もいた。
カナビーくらいであれば、ゲーブルカーさえ使えば、
十分山頂まで連れて来れるなと感じた。
女体山山頂はかなり混んでいた。
写真を撮ろうと思って順番を待っていたりしたら、結構な時間になってしまった。
特にこちらが写真を構えているのに、それに気づかずに、
ずっと自分の前にたちっぱなしの人がいたりして、大変困った。
さすがに、山頂看板のところとか、最高地点の岩の上とかは、
長く居座る人はいないが、三角点にいる人は移動しなくて困る。
結局、三角点の写真や三角点を入れた記念写真とかは撮れなかった。残念。
山頂の社務所や土産物屋で、
交通安全のお守りやカナビーのお守り、
それからカナビーのおむつ被れ対策用にがまの油、
それからこれまで何回も登っているのに買ったことの無かった
登山バッチを買った。
帰りは急いで戻ったが、女体山頂でも時間を費やしてしまい、
YH跡地に着いたのは、予定よりも15分遅れで、我々がドベであった。
しかし、まだ鍋は出来上がっておらず、その点では良かった。
●鍋会の概要
鍋は、みそ味のキリタンポ鍋。
具は他に、白菜・鳥団子・豆腐・エノキ・ネギなど。
最後はうどんを入れた。
みそ味と鶏のだし汁がミックスして調和し、大変美味しい。
また、団子からの出るだし汁も味を引き立てている。
大変美味しい鍋であったが、
山頂でラーメンを食ってしまったのが裏目に出て、
結構満腹になってしまった。
それから、ダッチオーブン料理も作り、
鳥の骨付き肉とジャガイモ・タマネギ・ニンジンを、
塩こしょうだけで味付けして、水も入れずに、
炭火でじっくりあぶるという料理も食べた。
鍋を食べ終わってから、ダッチオーブン料理を食べたが、
満腹であったにも関わらず、本当に美味しい料理で、
だし汁が大変美味しく、思わず平らげてしまった。
このような鍋会を、山MLでもやってみても良いなあと思った。
また、中高年の女性たちが、酒のつまみになりそうな料理とか、
漬け物とか手作りケーキなども持ってきてくれて、これもまた美味しかった。
YH跡地からは、北側の展望が良く、気分良く鍋会を楽しめた。
ただし、午後3時過ぎると日陰になってしまい、結構寒くなってきた。
やはり北斜面だと、その点は南斜面より辛い。
3時過ぎから片づけ始め、3時半くらいには解散した。
●椎尾山薬王院
解散後時間があったので、3人で筑波山の西斜面にある薬王院に寄った。
薬王院は椎尾山とも呼ばれ、天台宗の寺院である。
筑波山の一般コースとしては一番高低差があって長い、
篤志家向けのコースとして知られる薬王院コースの登山口に当たる。
この寺院は紅葉の時期はかなり美しいらしい。
寺院から見える筑波山は、学園都市から見える形とは違って、
フタコブラクダの様な格好をしている。
境内には三重の塔があって、これがまた雰囲気を醸し出している。
本堂の中には巨大な眼鏡があり、これをくぐると目が良くなるとのことで、
思わずくぐってしまいました。
http://www.geocities.co.jp/Milano-Aoyama/7426/shiiozann.html
●あけの元気館
下山後の一風呂は、西側に下りたこともあり、
東側の八郷温泉「ゆりの郷」には寄らず、
明野町の明野温泉「あけの元気館」に寄った。
入浴料700円。
お風呂の他に、ジムやプールも付いていて、値段は変わらない。
お風呂は男女別で、内風呂と露天風呂とサウナである。
それほど大きい訳ではないので、流し場とかが結構混んでいた。
ゆっくり山の疲れを癒すことが出来て良かった。
また、新しい温泉で施設も綺麗なのが良かったと思う。
後で解ったことだが、プールは歩行湯とか寝湯とかジャグジーとかがあり、
水着着用の混浴のスパみたいな感じとのことであった。
水着のレンタルもしていたので、こちらにも入れば良かったと思った。
水着着用なら、夫婦や恋人以外の男女も一緒に温泉も楽しむことが出来るし。
ただ、水着着用も恥ずかしいからイヤという人もいるかもしれない。
リン夫人(ナイスバディさん)とは混浴もしているから、
今更恥ずかしいということは無いと思うが、
タオル巻きよりも水着の方が体のラインがはっきりするので、
かえってイヤという人もいるかもしれない。
他の山MLの皆さんはいかがですか(どうお感じになりますか)?
他には、食堂や休憩室、リラックスルーム(まるでサウナみたい)などがあり、
結構充実した施設だと思った。
下妻の「ビバスパークしもつま」も充実した日帰り温泉施設だが、
砂沼の近くで結構遠いので、明野町の方が近いように感じた。
水着混浴だと、カナビーを連れていっても二人で交代で見れるので、
今度は家族で利用しても良いかなと思った。
http://www.town.akeno.ibaraki.jp/benri/sisetu/genki.html
帰りにコアラ宅に寄ってもらい、
お茶しながら、妻とカナビーにも会ってもらった。
その後全員でファミレスに行って、夕食を食べて解散した。
コアラにとっては、今年初めての山行であったが、
一応登頂済みとはいえ、百名山に登ることとなった。
山ML企画ではなく、ハックルベリー企画であるが、
他の企画にMLメンバーと参加するのも、
企画人としてはお気楽だし、なかなか良いなと思った。
鍋企画自体も楽しく、このような企画を山MLでもやっても良いなと思った。
出来れば、今度は自分の家族も一緒に参加できれば良いなと思った。
それから、カナビーとの初百名山登山は、筑波山にするのが良いかなと思った。