マゾッコメグです。

4月29日(金)〜30日(土)の1泊2日で、
茨城県日立市の鵜の岬に行って来ました。
鵜の岬は元々十王町にあったのだが、最近十王町が日立市に吸収合併され、
今は日立市にあることになる。

今回は、妻(稲穂)、息子(ヨタカ、1才)、私の両親が一緒だった。
宿泊は国民宿舎「鵜の岬」。国民宿舎の中では全国でも
1,2位を争う程人気のある宿で、ここに泊まるのはかなり大変なのだが、
元日から妻が電話を何回もかけて、幸いにも予約をとることが出来た。

主目的地が海なので、報告文を書く必要があるのか?とも思ったが、
結果的に曲がりなりにも山間部にも行ったので、報告することにした。

<4月29日(金)>

AM10:45、私の運転で出発。
11:00に桜土浦ICから常磐道に入った。
PM12:00に日立北ICから一般道に出た。高速料金は2350円。
1時間で日立に着いたのだから、結構速かったと言えるだろう。

宿のチェックインまで時間もあるので、
「十王パノラマ公園」に行こうという話になった。
十王パノラマ公園は少し山間部に入った所にあるが、
UFOのような形をした展望塔が遠くからでも分かるということで、
簡単に行けるだろうと思ったのだが、実際には道に迷ってしまい、
結局この日はパノラマ公園に行くのは断念した。

その代わり、「日立かみね公園」に行くことにした。
ここだと一つ手前の日立中央ICからの方が近く、
ちょっと間抜けな感じがした。

「かみね」というのは漢字で「神峰」と書くらしいのだが、
実はこの公園に着くまで、ずっと「かねみ公園」だと思っていた。
「かねみ公園」なんて、「カネミ油症事件」を思い出して嫌だな、
とずっと思っていたのだが、とんでもない勘違いだった。

公園の駐車場に着いたのは12:30。駐車場は結構混んでいた。
食事時でもあるし、公園の中で食堂を探すことにした。
公園には遊園地があるが、入口に改札口のようなものがあったので、
入場料が必要なのかと思ったが、聞いてみたら無料で入れるとのこと。
ただし、色々な乗り物に乗るのは金がかかるらしい。
すぐ食堂が見つかったので、ここで昼食にした。
ただし、ここで出るのは軽食ばかりで、
我々はラーメンとさくらソフトクリームを食べた。



その後、遊園地の中を散策し、観覧車に乗った。
この公園では八重桜が咲いており、
まだ桜を見ることが出来たことに感動した。



公園内に凄い人込みが出来ていた。どうして?と思ったが、
実はここには作曲家の吉田正を記念して建てられた音楽記念館があり、
その開館一周年記念イベントが行われていたのだ。
カメラを構えた人がたくさんいたので、
「誰か来てるんですか?」と聞いたら、橋幸夫が来ていたらしい。
結局、橋幸夫の姿を見ることは出来なかったが、三浦洸一、古都清乃
といった、私の知らない歌手が歌っているのを見ることは出来た。
お祝いの花がたくさん届けられており、差出人には五木ひろし、
吉永小百合、フランク永井といった、錚々たるメンバーの名前があった。
これらの方々も来ていたのだろうか?

そう言えばフランク永井というと、20年前に自殺未遂して以来
植物状態になっている筈だが、だいぶ状態は回復したのだろうか?
芸能界復帰は有り得るのだろうか?
もし復帰するのなら、その際は是非とも
「ブランク永井」と改名して貰いたいものだ(このネタは以前も使ったが)。

かみね公園を2:25に出発し、国民宿舎・鵜の岬には2:47に着いた。
すぐチェックインしたかったのだが、
フロントで3:10まで待たされてから部屋に通された。
従業員には若い女性が多く、荷物も部屋まで運んで貰えたし、
さすがにサービスはいい。
とは言え、チェックインまで約10分待たされたし、更に従業員が
「〜でよろしかったでしょうか?」などという、
間違った日本語を連発するあたり、まだまだ教育が足りないな、と思った。

部屋は4階の407号室。洋室と和室の両方あり、結構清潔。
海を近くに眺めることが出来た。

父は絵を描きに外に出た。
自分は4時から風呂に行った。風呂は最上階の8階にあり、
太平洋が一望出来る。ただし露天風呂はなかった。
一応温泉で、ナトリウム一硫酸塩・塩化物泉だが、
湯は無色透明で、あまり温泉らしくなかった。

6時から夕食。1階の宴会場「夕凪の間」を使った。
料理は海産物を主体とし、結構良かった。
量は高級ホテルで食べきれないほどの料理が出るのに比べれば少なく、
丁度いい位だった。
息子が動き回るので、監視するのが大変だった。

夜は遅くまで起きていたかったが、酒が入って眠くなったので、
8時頃には寝てしまった。

<4月30日(土)>

息子が午前2時頃に騒いだせいもあり、朝は早々に目が覚めてしまった。
日の出は4:30頃だったが、
海から昇る朝日をしっかり写真に収めることが出来た。



朝風呂に入り、朝食は7:00から。場所はレストラン「しおさい」。
少し離れた建物にあったが、本館とは渡り廊下で繋がっていた。
料理はバイキング形式だった。

10:00のチェックアウトまで部屋でのんびりした。
会計では4人で4万円位払った。サービスがいい割に安く、
家族からの評判は上々だった。

荷物を車に積み込んだ後、11:05から近くを散策した。
伊師浜海岸という海岸が近くにあり、眺めは良かった。
息子が裸足で海岸を歩き回るので、
ガラスの破片等で足を怪我したりしないか、心配になった。
また、それ程長くない散策路もあり、
ここからは岩場からの海を眺めることも出来た。
階段が多く、ベビーカーを持ち上げての歩行はきついものがあった。



車で近くの物産センター「鵜喜鵜喜(うきうき)」に行って、
お土産などを買ったが、お昼時も近付いていたので、
ここで弁当などを買って、どこか適当な場所で食べようという話になった。
前日行きそびれた十王パノラマ公園に行くことにし、
11:55に妻の運転で出発。

確かに道は分かりにくかったが、無事に何とか十王パノラマ公園に着いた。
PM12:10。ただし公園の駐車場は満杯だったので、
ちょっと離れた十王ダムの駐車場に車を停め、
そこから長い坂を登って公園に行った。
海からさほど離れていなかったが、立派に山の中である。
十王ダムのダム湖(十王湖)はそれ程大きいものではなかったが、
噴水が仕掛けられており、水が吹き出た時の眺めは面白い。
公園までの坂道や公園内にはまだ桜が咲いていた。これも八重桜だろうか。
公園にマットを敷いて、弁当を食べた。
ここでも息子が走り回り、監視が大変だった。



前述のUFOの形をした展望塔には登らなかったが、
見た限りでは予想以上にせこいものであり、
これが本当に遠くから見えるの?と思ってしまう。
また、前日行ったかみね公園とは打って変わって、
ここには売店も自動販売機もなく(探せばあったのかな?)、
ちょっと物足りなさを感じた。



帰る際は、両親と子供がダムの駐車場まで戻るのも大変ということで、
私と妻だけで駐車場まで行って車を運転し、
公園の駐車場で両親と息子を拾うことにした。

帰りは私の運転で1:15に出発。1:30に日立北ICから常磐道に入り、
2:15に千代田石岡ICから一般道に出て、
つくばの家には2:47に着いた。高速料金は1950円かかった。

しばらくは親と一緒の旅行の予定はないが、
今度の正月あたり、また一緒にどこかに行きたいものだ。

●かみね公園 0294−22−4737
●国民宿舎・鵜の岬 0293−32−2202