房総ハイク報告(養老渓谷・大福山)

コアラです。

1月3日に房総にハイキングに行って来ました。
2000年代最初の山行というわけですが、
ハイキングというよりはドライブと言った方が近いです。
ですからこれを今年(というか2000年代)の最初の山行にカウントして、
果たして良いものかどうか?

元々、3元日に日帰りで奥多摩か奥武蔵辺りに行こうと思っている
とはメールしたかと思います。
昨年は伊豆ヶ岳〜子の権現縦走を、
その前の年は高水三山〜棒ヶ折山縦走をしています。
今回の年末年始は風邪をひいてしまって若干熱もあり、おとなしく寝ていたのですが、
最終日は少しは体調も良くなってきたので、ハイクに行くことにしました。
その時、せっかく実家に車で帰っていること、
体調がまだ完全ではないので暖かくて標高の低いところにしようと思い、
房総ハイクにマイカーで行くことを思いつきました。

房総で行きたいと思っている山は、富山とか伊予ヶ岳とかありますが、
これらは房総半島の南側で船橋から行くのでも結構遠いので、
房総半島のちょうど真ん中辺りに位置している、
養老渓谷周辺にドライブに行くことにしました。

●養老渓谷粟又の滝ハイキング
養老渓谷には、大学1年生のGWに帰省した際に、
家族全員で日帰りで行ったことがある。
あの時は車も免許も無かったので、電車(小湊鉄道)で行った。
養老渓谷駅からはバスで一番奥の粟又の滝まで行き、
そこから歩いてお寺や弘文洞を見たりした。
今回はそれ以来十ウン年ぶりということになる。
今回はいきなり車で粟又の滝まで行って、駐車場に止めて滝まで下りた。
水量はGWと比べたらチョボチョボでした。


まわりの木々は冬枯れとなっており、GWの時の方が新緑も綺麗で良かった。
遊歩道を1時間ほど歩いたが、前回は本当に河原を歩くといった感じだったが、
今回は川に沿って石を敷き詰めた歩道が整備されており、
非常に快適ではあったが何となく人工的な感じがして興醒めだった。
とはいっても、景観に配慮するよう自然な感じに施工されてはいたが。
遊歩道沿いにいくつかの滝がある。
養老渓谷は紅葉でも有名なので、今度は新緑か紅葉の時期に来てみたいと感じた。
遊歩道が途切れる先まで渓谷を下り、そこから車道に上がり、
あとは車道を登って駐車場まで戻った。
車道から覗く渓谷の景色も素晴らしい。
駐車場のあるホテルで昼食を取る(麦とろ御膳)。

●大福山(展望台)
養老渓谷駅から車道を車で上がってしまう。
稜線まで上がってしまって、しばらく行くと駐車場がある。
駐車場から5分くらいで展望台である。
房総丘陵が一望でき、素晴らしい景色であった。
房総の山は特徴が少なく、地図を持ってこなかったので
(ここからして、私の考えるハイクではないですね)、山岳同定は出来ず。
展望台から稜線を歩き、最高標高の神社まで行く。


●梅ヶ瀬渓谷
これだけでは物足りないので、車道から急坂を下って梅ヶ瀬渓谷に下りる。
この歩道は、最初は稜線沿いに高度を下げて行くが、
尾根の縁からはジグザグに高度をどんどん下げていく。
午後3時は過ぎているので、谷の底は薄暗い。
木々は完全に落葉しているが、木の葉が下にかなり積もっているところを見ると、
紅葉時には素晴らしい景観に違いない。ぜひ今度は晩秋に来てみたい。
30分ほどで梅ヶ瀬渓谷に下りる。
そこから渓谷を日高邸跡まで上流に上がる。
そこで20分ほどベンチに腰掛けて、渓谷の岸壁等を眺めてぼーっと過ごす。
その間に、単独行のハイカーが二人ほどやってきていた。
4時前にはそこを去ることにし、もと来た道を引き返した。
車道に戻った頃には、夕焼けになっており、
もうこれ以上は山は歩けないなと思い、
今日のドライブ山行を終わることとした。