倉橋島火山山行報告(byコアラ)

4月26日(金)に休暇を取って、
26日〜27日と1泊で倉橋島に家族旅行に行きました。
倉橋島は日本初の渡海橋である音戸大橋で呉市とつながっている
広島で2番目に面積の大きな島。
1番面積の大きな島は、古鷹山のある江田島・東能美島・西能美島。
この3つの島は陸地がつながっていますが、昔別々の島だったかどうかは不明。
この島は倉橋島とやはり渡海橋でつながっているので、
帰りは能美島をドライブして、フェリーで広島に帰りました。
広島県内の島を10平方キロメートル以上について大きい順に上げると、
江田島・東能美島・西能美島、倉橋島、大崎上島、因島、生口島、厳島(宮島)、
向島、上蒲刈島、大崎下島
となりますが、その全てに行ったことになります。

全体のドライブコースは、次のとおり。
26日 広島(広島呉道路)呉
呉市観光(呉市美術館:昼食、入船山記念館、音戸大橋、音戸の瀬戸公園)
倉橋島 桂浜(笹子島ビーチ泊)
27日 早朝(コアラのみ):火山登山、鹿島までドライブ
桂浜観光(長門の造船歴史館、桂浜ふれあいセンター温泉館:昼食)
能美島(シーサイド温泉のうみで入浴:コアラのみ)
能美島三高港(フェリー)広島宇品港

宿の笹子島ビーチは木造の一戸建てが数軒集まった様な海の家で、
在広島のいくつかの企業の保養施設になっているようです。
目の前が専用ビーチになっていて、桟橋もあります。
釣り客とか海水浴、マリンスポーツする人が主に利用しているみたいです。
部屋も台所があって、流しとかガスコンロとか冷蔵庫とかあって、
自炊も出来るようになっており、長期滞在で安く上げることも可能なようです。
平日ということもあって、宿泊客は私たちのみでした。
お風呂は結構大きく、ラジウム泉と潮湯がありましたが、
宿泊客が自分たちだけなので、
男湯に赤ちゃんを連れて3人で入っても良いと言われ、
家族で一緒に入ることが出来、良かったです。
ただし、赤ちゃんにはお風呂の湯が熱かったみたいで、
激しく泣かれてしまい、ゆっくり入ることは出来ませんでした。

夕食は刺身(タコ、イカ、カワハギ、ヒラメ、サザエなど)、カレイの唐揚げ、
鯛の塩焼きなど、その日に近海で取れた魚づくし。
食べきれないくらいの量が出て、
イカなどシャウエッセンみたいにポキポキといった歯ごたえ。
本当に新鮮なお刺身です。
部屋食ではなかったのですが、親子3人水入らずで食事が出来、良かったです。
プライベートビーチを独占しているかのような滞在で、
近場の1泊旅行でしたが、ゆったりとすることが出来、良かったです。

温泉は、桂浜ふれあいセンターもシーサイドのうみも、
含カリウム・ナトリウムの強塩化物泉で、舐めるとしょっぱい。
でも、体が温まり良かったです。色も黄色っぽい色が付いています。
源泉の温度はどちらも40度を超え、瀬戸内の温泉としてはかなり高温です。

◎火山山行報告
標高408m。名前の通り、昔のろし台として使われた山のようで、
桂浜からは、花崗岩の巨岩の重なり合った山として、特徴的な形をしています。
山の本等では、音戸町から桂浜向かう旧県道の宇和木峠から登り始めて、
火山と後火山に登り、桂浜に下山して、
温泉で一風呂浴びて帰るというコースが紹介されています。
今回は早朝で、朝食までに戻らないといけなかったので、
宇和木峠から林道を車で上がり、火山と後火山の鞍部まで行きました。
ここには駐車場となる広場があって、ベンチもあり、
桂浜をまるで箱庭のように見下ろすことが出来ます。
ここから、火山と後火山をそれぞれピストンで往復しました。

●コースタイム
林道終点(広場)6:15−火山山頂6:25〜30
−林道終点(広場)6:35−後火山6:45〜50−三角点峰6:55
−後火山7:00−林道終点(広場)7:10

だいぶ上まで上がっていたので、ピストンといっても、登り10分程度。
早朝だったため、浜風がとっても強く、山頂の岩場に上がったら、
とっても寒く、吹き飛ばされそうで、とっても怖かったです。
山頂からは、桂浜の方向だけでなく、反対の能美島方向の早瀬の瀬戸とかも見え、
360度の展望を堪能することが出来ました。
南の方は、遠く山口県の周防大島(屋代島)やそれに続く愛媛県の島々も見え、
遙か彼方には、四国山地の山並みもみることが出来ました。
後火山の方は、火山よりも標高が高く461m。
大岩がありますが、樹林に覆われ展望は一方向のみ。
私達が泊まった笹子島ビーチから、
遠く道路で続いている鹿島(段々畑で有名)まで見え、
本州の呉線沿いの山も見ることが出来ました。
三角点(標高455.8m)があるのは、後火山の大岩よりも先で、
登山道が不明瞭になるので、藪をかき分けながら進むと、
四等三角点がありました。樹林に覆われ、展望は全くありません。