下蒲刈島・上蒲刈島(七国見山)(byコアラ)

コアラです。
1月21日は12月の鳥取出張の代休がもらえました。
月曜日は美術館とか博物館はお休みのところが多く、
温泉施設もお休みのところが多いので、
今回は呉の先にある、蒲刈島(下蒲刈島、上蒲刈島)に行ってきました。
山にも登ってきたので、山MLに報告します。

昨年の6月に妻としまなみ海道を1泊で旅行した時、
帰りに安浦町のグリーンピア安浦で一風呂浴びて帰りました。
その時、妻と一緒に女風呂に入っていた方が、
蒲刈島にも良い温泉があると言っていました。
そこで、前からチェックを入れてはいたのです。

下蒲刈島の三ノ瀬地区は、江戸時代の海市として栄えたところで、
朝鮮派遣使などが立ち寄ったところとされています。
その地区には昔ながらの町並みが残されており、
歴史施設や美術館等もあることから、観光と温泉をメインに行ってきました。

下蒲刈島は、安芸灘大橋が出来て本州本土(川尻町)とつながった。
下蒲刈島と上蒲刈島は、以前から蒲刈大橋でつながっており、
本土から車で両方の島に渡ることが出来るのである。
交通費は、広島呉道路(15分くらいで結んでしまう)が片道900円、
安芸灘大橋が片道700円。
従って、往復で3200円。この他にガソリン代がかかる計算になる。

◎三ノ瀬地区
次の5つの施設の周遊割引券があったので、購入した。1680円。
蘭島閣美術館(500円)
 この時は、新春の日本画展をやっていた。
 趣のある建物で、夜はライトアップされる。
 毎月第3土曜日夜はミニコンサートが開催される。
 今度、ミニコンサートにも来てみたいものだ。



白雪楼(300円)
 頼三陽の家を修復して、移転したもの。居間で抹茶を味わうことが出来る。
蘭島閣美術館別館(300円)
 高台の上にある。
松濤園(800円)
 4つの昔ながらの家が、海沿いの埋め立て地に移転して展示されている。
 朝鮮派遣使の展示や、明かりの展示、陶磁器の展示などがある。
昆虫の家(200円)
 蒲刈島で採集された昆虫が展示されている。

◎七国見山登山
山頂からは7つの国が見えるので、この名前が付いた。
備中、備後、安芸、周防、讃岐、伊予、豊後
三ノ瀬地区の見学で時間をかけてしまい、
また雨も降り出すなど天気も今一だったので、
七国見山に登るのは諦めていたのであるが、
とりあえず登山口だけでも確認しておこうと、
蒲刈トンネルからの林道を車で上がってみた。
結構道が良く、どんどん上がってしまい、
山頂まで1.1kmの標識の所まで来てしまった。
天気も雨が止み、日が差してきたので、
5時までには十分下りてこれるだろうと読み、ピストンで登ってくることにした。

●コースタイム
山頂まで1.1km標識15:25−ベンチ15:35
−七国見山山頂15:55〜16:10−ベンチ16:25
−山頂まで1.1km標識16:35

小さい島だが標高457mあるので、山道は結構きつい。急な階段の連続である。
階段以外の斜面では、靴が滑る滑る。
今回はいつもの靴は持ってこず、車内のトランクにしまってあった
一つ前の靴(キャンプ7で買った靴)を履いたのであるが、
この靴が滑ること。新しい靴では、滑って困るということは無かったので、
自分の歩き方のせいではないようだし、やはりこの靴は滑るみたいだ。
今の靴は、職場から現地調査用に借りているものだし、
2つ前の靴は、キャンプ7でバーゲンで買ったもの。
きちんとKさんに見てもらたった靴が一番滑るというのは、何とも解せない。

山道は常緑樹林に覆われており、展望はほとんど無い。
山頂は南の方向だけ伐採されており、その方向の展望はよい。
木の展望台も設置されている。
これから行く、県民の浜の施設、
宿泊施設、温泉、テニスコート、海水浴場などが展望できる。
遠くには、四国の山並みやその手前に愛媛の島々などが見える。
その西側にも島々が見えるが、
大きくそびえる山脈みたいなものは屋代島であろう。




◎西楽寺
ピストンでなく、縦走するとしたら、
県民の浜のある島の南東部(西楽寺側)に下山することになる。
西楽寺からの展望も素晴らしいということで、
反対側からも西楽寺までピストンすることにした。
下山口にハイキングセンターがあるが、そこから車道が1kmほど西泊観音まで
延びているので、そこまで車で上がり、そこからピストンした。

●コースタイム
西泊観音17:00−西楽寺17:10〜15−西泊観音17:20

◎県民の浜 やすらぎの館
島唯一の温泉で、ラドン泉とのこと。
700円であるが、利用は午後7時までで、午後5時以降は500円となる。
コアラは5時半頃入ったので、安い料金。
露天風呂はなく、サウナと内湯が二種類。
展望が素晴らしい風呂である。
沈みゆく夕日を眺めながら、だんだん闇夜に消えていく海岸線を堪能した。
内湯のうちの片方が温泉とのことであるが、どちらも無色透明である。
温泉の方に入ったら、髭剃り痕がひりひりするので、
温泉を舐めてみたら、結構しょっぱい。
カリウム−ナトリウム塩化物泉のようである。
海の直ぐ近くの温泉だから、当然かもしれないが。

7時頃県民の浜を出発して、帰りはスムーズにいって、
午後8時半には自宅に着いていた。