コアラです。
6月7日に泉山(いずみがせん)という標高1209mの山に登りました。
公共交通機関を使いましたので、バス停からバス停まで結構歩きましたし、
縦走になりました。GWの冠山−寂地山以来の長丁場の山歩きです。
泉山は岡山県の鏡野町と奥津町の町境に位置します。
山麓には美作三湯の1つ奥津温泉があり、
鳥取の三朝温泉と同様に、橋のたもとの河原にある混浴露天風呂で有名です。
鏡野町側の登山道は急なので、奥津町側からの登山道がよく歩かれている。
今回奥津町側から入って、周回コースで奥津温泉に下山しました。
今回は、津山市から奥津温泉行きのバスに乗り、奥津中学校前のバス停で降り、
そこから車道を泉いわ神社経由で上がり、山道を福がレイの稜線まで上がり、
そこから泉山まで縦走しました。いくつかのピークを乗り越し、
1198m峰から泉山まではピストンになります。
この後、大神宮原を下山して奥津温泉におりました。
下山後は、奥津温泉の河原の露天風呂で汗を流しました。
2.5万分1地形図「奥津」参照。
●コースタイム
奥津中学校バス停8:40−養野分岐9:00−泉いわ神社9:10〜15
−登山口9:25−水場9:45−福がタオ10:00
−1035m峰10:15−井水山10:35〜45
−1198m峰11:00〜05−泉山山頂11:15〜25
−1198m峰11:40〜50(昼食)−休憩舎12:15〜20
−車道12:30−奥津ゴルフ場12:40−奥津温泉13:10
バスは吉井川沿いにさかのぼっていくが、ここはダムの工事を行っており、
地形図の道がかなり大きく変わってきている。
バス路線も旧道ではなく、かなり高い標高に巻かれた、
出来たばかりの広い山腹を削った道を走っていた。
ダムの影響が無くなりそうな上流部で旧道に戻ったが、
その付近に新しい町役場が移転していた。
奥津中学校のバス停から養野への舗装道路を2.2キロ歩くと泉イワ神社に着く。
ここでお参りをして歩き始めるが、ここからは未舗装の林道。
ここから1キロ先に登山口がある。
登山道は展望の無い樹林帯の中の道である。
ちなみに地理院の地図には登山道が記入されていない。
30分強で稜線の福がタオに到着。
ここから急な稜線歩きが始まるが、展望がよいので気分は救われる。
特に1035m峰から先は展望が素晴らしい。
泉山が彼方に見えている。あそこまで縦走するのか。
井水山から眺める泉山の風貌は迫力があって良い。
1198m峰で荷物をデポして、空身で泉山まで往復した。
結構遠くにピークは見えていたが、そんなに時間がかからずに山頂に到着。
他に誰もいなかったので、三角点の写真とセルフタイマーでの写真を撮り、
展望を堪能したあと、1198m峰に戻り食事をとった。
この後は下山したが、結構なスピードで降りたので、
コースタイムの半分くらいの時間で、休憩舎まで下山。
車道に出てからが、炎天下の歩きがきつかった。
地形図には山道が記載されていたが、
ゴルフ場の開発等で、車道しか存在していない。
奥津温泉に当直後、1時間強ほどバスの時間があったので、
旅館で日帰り入浴する手もあったが、有名な河原の露天風呂に行く。
露天風呂の脇に建物が有り、その中も温泉と洗濯場になっていた。
温泉宿の客(男性)が、数人入ってきた。
露天風呂の方にも行ったが、開放感溢れて凄く良い。
しかし、対岸や橋の上からは丸見えではある。
余り気にせず入っていたが、小学生低学年の姉弟が騒いで入っていた。
脱衣するスペースに保護者が服を着ていたようであったが、
子供に注意する言葉が方言丸出しだったので、お婆さんかと思っていた。
子供連れの方が先に帰ったのであるが、良く見たら若いお母さんであった。
ちょっとヤンキーがかっていたかもしれないが。
自分の裸を見られたかもしれないと思うと、ちょっと恥ずかしくもあったが。
泉質は中国地方に多い無色透明の放射能泉である(三朝温泉等と同じ)。