津和野の青野山山行報告

コアラです。9月に夏休みを取り、家族と旅行に行きました。
赤ちゃん連れですので、車で片道2時間以内のところという事で、
山陰の島根県西部(石見の国の西部)に2泊で行きました。

9月8日(日)〜10日(火)
浜田−益田−津和野方面
ルートは、広島IC−浜田IC−浜田(畳ヶ浦、海洋館「アクアス」)
−益田(医光寺雪舟庭園、萬福寺雪舟庭園、県立万葉公園)
−津和野(森鴎外記念館、堀庭園、街の散策など)−六日町IC−広島IC

宿泊地は益田市内と津和野町内でそれぞれ1泊。
8日:益田市:大谷温泉かじか荘泊
 TEL:0856−23−2300
9日:津和野町:津和野温泉観光ホテル泊
 TEL:0856−72−0333

10日の早朝、朝食を食べる前に、
津和野のシンボルである青野山(標高908m)に登りました。
その報告を簡単にします。

青野山は約20万年前に形成された溶岩ドームで、同心円状の山体である。
登山道は北西麓の青野蹟駐車場からと南麓の笹山からの2本ある。
(「蹟」はがわらと読み、本当は石偏なのであるが、ワープロで出てこないので、
この報告では便宜的に、「蹟」を使います。)
今回は青野蹟駐車場までマイカーで入り、ピストンした。

●コースタイム
青野蹟駐車場6:10−ベンチ(上)6:25〜30−津和野展望地6:50
−青野山山頂6:55〜7:15−津和野展望地7:20
−ベンチ(上)7:35−青野蹟駐車場7:50

津和野駅から青野蹟駐車場まで徒歩1時間で到達するらしいが、
今では歩く人が少なく藪が深くなっているらしい。
私はマイカーで入ったが、青野山林道はダートでかなり道が悪い。
タクシーも乗り入れるらしいが、かなり悪い道なので、
本当に入ってくれるかどうか疑問に思う程度である。
でも、駐車場は何故か舗装されていて、結構立派なものである。
ホテルを朝5時半頃出発して、駐車場には6時頃に着いた。
早朝なので他に人もなく、結構不気味であるが、歩き始めた。

樹林帯の中の道で展望はないが、所々上が開けたところがあって、
その様なところは藪が深くなっており、ちょっとイヤである。
あと1400mという看板が登山口にあり、この後100m毎に登場する。
ベンチが2箇所有ったが、上のベンチを過ぎたあたりから傾斜がかなり急になる。
登っていても滑りそうなくらい急である。
あと300mの地点が津和野市街地展望所で、
断層谷沿いの津和野川に沿って広がる津和野の街並みが望むことが出来る。
この日は断層谷に沿って朝霧に覆われていたが、
だんだん霧が晴れようとしているところであった。

この後傾斜が緩くなり、ほぼ平坦になった道を進んでいくと、青野山山頂である。
山頂は広場になっており、三角点や祠などがあり、展望も良い。
東に安蔵寺山、南に高岳山、西に十種ヶ峰等を望むことが出来る。
帰りは同じ道を引き返したのですが、急な山道が滑りやすく、
慎重に下っていたので、結構時間がかかってしまった。
慎重に下りたおかげで、転けることもなく無事下山出来た。

ホテルには朝8:10頃戻ったのですが、
ちょうどカナビーが目を覚ましたところだった。
NHKの「さくら」を見て、遅い朝食に向かった。