コアラです。
11月10日(日)に、家族3人で三段峡に紅葉狩りに行ってきました。
◎過去の三段峡散策
三段峡には過去2回行っておりますが、紅葉の時期は初めて。
昨年の5月に、ヒツジさんとMさんが広島にいらしたので、
3人で三段峡に行きました。
その時は、芸予地震の影響で遊歩道の一部が通行止めだったので、
一番北側(上流部)の三ツ滝周辺の渓谷歩きと、
可部線三段峡駅から黒淵までの往復(黒淵は渡し船で往復)。
黒淵の茶屋で昼食を食べました。
新緑が素晴らしかったです。
真ん中の二段の滝、三段の滝は、駐車場までの車道が通行止めで断念。
2回目は、昨年の10月に深入山に登った時に、
下山後時間があったので、二段の滝を見学しました。
出合橋の駐車場までマイカーで入って(紅葉のシーズンでなかったので無料)、
ここから猿飛まで往復。猿飛から二段の滝までは渡し船で往復。
ここの渡し船は、猿飛にかかっているロープをたどりながら行くというもの。
猿飛は、両岸が深く狭く迫っているので、猿でも飛んで渡るという意味。
紅葉にはまだまだ早かったのですが、渓谷美を堪能しました。
こちらの方は、山MLに報告しています。
なお、三段峡の概要を知るには、戸河内町のHPを参照。
というわけで、三段峡の名所5つのうち、
まだ見ていないのは三段の滝ということで、
そこを中心に観光することにしました。
他の4つは、黒淵、猿飛、二段の滝、三ツ滝。
◎加計町 吉水園
自宅を出たのが11時と遅かったのですが、戸河内ICを下りた後、
加計町の吉水園が年2回の一般公開をしているときだったので、
そこにも寄ってみました。
吉水園の一般公開は、初夏のモリアオガエル産卵の時期(6月中旬の土日)と
紅葉の時期(11月第2週の土日)です。
紅葉がとても素晴らしかったです。本当に艶やかな赤色でした。
昨年の6月にも行ったことがあるのですが、その時はそれほど人も多くなく、
吉水園の建物の中で庭を見ながら思索に耽っていたのですが、
今回は混んでいたし、建物の中では抹茶のサービスをやっていたので、
カナビーを連れてでは他の人の邪魔になると思い、諦めました。
カナビーは、きっと喜んでハイハイしたと思うのですが。
ちょうど加計町のお祭りの時期で、大変混んでいました。
駅前の特設舞台などでは、地元の有志によるバンド演奏などもあり、
ビートルズナンバーなどを演奏していました。
我々はここで昼食をとることにし、
山賊鍋(いわゆる獅子鍋)と炊き込みご飯のおにぎりなどを買って食べました。
◎三段峡(三段の滝)
その後三段峡に向かいましたが、国道が可部線沿いから離れると、
路肩に先日の雪がまだ残っている状態で、一面は雪景色です。
予想していなかった事なので、ちょっとビビりました。
しかも出合橋へ行く細い道は、混雑期のため通行規制。
深入山の駐車場にマイカーを止め、そこからバスでピストンすることに。
バスの料金は一人片道300円。
深入山の禿げ山は雪景色で白一色でした。昨年とはえらい違いです。
昨年は、12月中旬まで積雪はありませんでした。
狭い雪道をマイカーで行くよりは安心できるので、
マイカー規制がされていて、結果的には良かったです。
出合橋からカナビーを前ダッコして、三段の滝まで往復。
片道約30分なので、約1時間のハイキングでした。
カナビーにとっては、実質初アウトドア体験になりました。
先々週、先週の雪が根雪になっており大変でしたが、紅葉は結構見頃でした。
今年は雪が例年より1ヶ月以上も早いようで、
白と黄赤のコントラストが綺麗でした。
時間があれば、二段の滝にも行って、ガサコとカナビーに、
二段の滝の紅葉や猿飛の渡し船なども経験させたかったのですが、
ガサコが寒がったし、三段の滝の往復で疲れたみたいだったので、
それだけで止めておきました。
カナビーは途中で揺られているうちに眠ってしまいましたが、
せっかくなので、三段の滝に着いたら起こして、滝を見せました。
紅葉の美しさには特段反応しませんが、
滝には結構嬉しそうに、キャッキャ言っていました。
3人で記念写真を撮り、元来た道を戻りました。
三段の滝から先にも道はあるようですが、
遊歩道というよりは、登山道といった感じです。
上流側から下りてきている人達もいましたが、
ほとんどが登山の格好をしていました。
私も広島に在職しているうちに、三段峡の完全走破をしたいなあと思いました。
道自体は、多少のアップダウンはあるものの、
いわゆる遊歩道で大したことはないのですが、
雪で滑りやすくなっていることもあり、慎重にゆっくり歩きました。
前ダッコだと足下が見えないので、滑ると危ないと感じ、
帰りはオンブで帰りました。その方が安全です。
体重10キロですから、結構重いリュックくらいです。
(1泊の自炊山行くらいの重さでしょうか?寝袋・食料・水を含む位。)
大した道ではないのですが、結構いい汗をかきました。
帰りは、二段の滝へと三段の滝への分岐の広場の茶屋で、
甘酒を頼んで体を内側から暖めてから、帰路につきました。
◎温井スプリングス
帰りに温泉に入って帰ることにしたのですが、
当初考えていた水着で入れる女鹿平温泉は、遠いし道路の凍結が心配なので諦め、
(値段は高いがリゾート感覚や水泳感覚で楽しめるし、
水着混浴だとカナビーの面倒を交代で見ていられるので良いと思っていた。)、
三段峡駅前にある三段峡温泉は日帰り入浴の終了時間が早い(確か5時頃)ので、
結局、一度行ったことのある芸北温泉(オークビレッジ)に行くことにした。
しかし、ガサコが出来るだけ広島に近い方が良いというので、
加計町の温井ダムの湖畔にある、温井スプリングスに寄った。
ここはリゾート型のホテルで、日帰り入浴もやっているといった感じ。
ここのレストランでディナーを食べて、その後風呂に入った。
1人850円。アルカリ単純泉(弱放射能線)で、無色無臭である。
露天風呂もあるが、それほど広い感じではなく、
夜なので良くは分からないが、展望は無かったかと思う。
そういう意味では、芸北温泉の方が広くて解放感があるかも(展望は良い)。
温泉自体は小綺麗で、良い温泉だっと思う。
三段峡の近くには、他に三段峡温泉(入ったことはない)と
筒賀温泉(恐羅漢山の帰りに入浴)があるが、いずれも露天は無い。
ただし筒賀温泉は高台にあり、内風呂からの展望が素晴らしい。
9時頃温泉を出発した。帰りは国道で帰ったが、途中から高速に乗るつもりが、
途中で道を見失い、そのまま下道を行ってしまった。
でも1時間以内で広島に着いてしまい、高速とさほど変わらない時間で、
結果としては、かなり近道をしたことになったようだ。