6月10日に委員会の会議で都内出張だったのですが、
1泊だったので実家に帰らず、新高輪プリンス泊まりの飛行機パックにしました。
都心のシティホテル泊まりは快適だったです。
正規の飛行機往復料金よりも安かったし。
翌11日はお昼過ぎに広島空港に着く便で帰ったのですが、
空港までマイカーで来ていたこともあり、ちょこっと近くの山に寄ってみました。
◎頭崎山(標高504.3m)
広島空港に最も近いJR駅「白市」。
そこから30分程歩いたところに「白市の里」と呼ばれる古い街並みがある。
そこには「旧木原家住宅」などがあり、
昨年5月、前述した三段峡帰りのヒツジさんらを空港まで送った帰りに、
ちょっと寄って見学したりしている。
ところで、後日山と渓谷社の分県登山ガイド「広島県の山」を読んでいると、
白市の北の方にある頭崎山が紹介されていた。
白市駅から白市の里を見学しての、往復4時間弱のコースである。
山の麓の登山口からは、周回して1時間半くらいのコースである。
今回はマイカーなので、山麓の登山口まで車で行くことにした。
ところが、登山口周辺に適当な駐車スペースがない。
また雨模様で、だんだん降りが激しくなってきている。
というわけで、山の裏の方まで車で廻ってしまったら、車道の登山道があった。
4輪駆動車でないと登れなさそうな、急な悪路である。
行けるところまで行ってしまえと車で登っていったら、
山頂直下に駐車スペースがあった。
従って、山行報告するようなものではないのですが(最近そういうのが多い)、
一応報告しておきます。
●コースタイム
車道終点14:00−頭崎山山頂14:15〜20−車道終点14:30
車を降りて5分程度歩くと平坦地があり、大きな鳥居があり、明治神社がある。
その反対側の段には頭崎神社があった。この山もどうやら山城跡のようである。
このあたりは三の丸の段と呼ばれている。
頭崎神社の脇に石段があり、これを上がっていくと二の丸の段、
さらに上部に三等三角点のある山頂の甲の丸(本丸)がある。
山頂からは凄く展望がよいらしいが(四国も見えるらしい)、
あいにくの天気で展望は全く得られなかった。
草が生い茂った城跡であり、まさに芭蕉の句の、
「夏草や 強者どもが 夢の跡」である。