宗箇山山行報告(byコアラ)
コアラです。
1月19日午前、宗箇山(そうこやま)に登ってきました。
浅井広島藩の家老で茶人でもある上田宗箇(宗箇流の元祖)が
茶室の借景として山頂に松を植えたことから、宗箇山と名付けられた。
山頂には4代目の宗箇松が植えられている。
自宅から車で10分くらいの所にある三瀧寺の裏山である。
三瀧寺は紅葉が美しく、コアラも何回か紅葉を見に行ったことがあるが、
宗箇山に登るのは今回が初めてである。
朝起きたら天気がとっても良かったので山には登りたかったのですが、
この日が午後から用事があって遠くの山には行けない。
宗箇山は1時間くらいで登れる山なので、
前から登りたい山だったし、急遽単独行で登ることにした。
三瀧寺の多宝塔の脇から登り、本堂に下りてくる周回コースをとった。
イラストレターさんが書いている、
「イラストで登る広島の山へ行こう!」で紹介されているコースである。
●コースタイム
三瀧寺10:10−長束分岐10:20−大岩10:30
−宗箇山山頂10:45〜11:25
−鉄塔下11:35−砂防堰堤11:25−三瀧寺12:00
樹林に覆われた山であるが、大岩の所と山頂では、広島市街方向の展望がよい。
太田川河口部のデルタ地帯の地形の様子や、
広島湾に浮かぶ、似島(安芸小富士)、江田島(古鷹山)、宮島(弥山)
などの島なみ(山なみ)が一望でき、景観を堪能することが出来た。
天気が良いにもかかわらず、誰にも会わなかったが、
山頂から下りようとしたところ、上がってくる人がいた(男性単独行)。
せっかくなので写真を取ってもらい、簡単に会話したが、
話好きの人みたいで、色々広島の山の話をされてしまい、
山頂に思わず長居してしまった。
従って、下山はかなりピッチを上げて下りてしまった。
登り下りとも約1時間の標準コースタイムであったが、
それぞれ30分強で上り下りしてしまったことになる。
◎神田山荘
神田山荘は、コアラの官舎の裏山である牛田山の中腹にある温泉施設である。
広島原爆被爆者療養研究センターの施設である。
12月の牛田山山行の帰りに入浴することも考えたが、
その時は反対側に下山したので入れなかった。
今回車で三滝山に行ったこともあり、牛田山の中腹まで車で上がった。
日帰り入浴料は1000円と高い。
被爆者と65歳以上の方は250円と安い。
従って、ほとんどお年寄りばかりであった。
高温湯、低温湯、露天風呂があり、内湯もガラス張りで見晴らしが良い。
先程登ってきた宗箇山、その背後にある武田山、火山などのスカイラインも、
青空の下にくっきりと見える。
温泉施設の他、水着で入るクア施設(バーデゾーン:水着浴)もあり、
せっかく高い料金を払ったからと、貸し水着を借りて、バーデゾーンも堪能した。
うたせ湯、半身・全身浴、圧注浴、気泡浴、露天浴、ミストサウナ、寝湯、
運動浴(プールのような大きな湯船に水流があり、それに逆らって歩く)がある。
他に、トレーニングルームもある。
日帰り入浴は、午後4時まで(受付は3時半まで)と早いのが難点。
源泉名 神田山温泉
泉質 含弱放射能−ナトリウム・カルシウム−塩化物温泉 37℃弱
飲用泉もあったので飲んでみたが、マグネシウム、カルシウムが多いのか、
少し苦い味がした。胃薬みたいな味で、余り大量には飲む気にならない。
単純アルカリ泉が多い広島の温泉にしては、珍しい。