コアラです。
11月22日(土)に早朝山行で広島市内の福王子山に登ってきました。

◎福王子山(標高496m)
福王子山は、広島市安佐北区の可部の市街街の北側にある山で、
安芸の高野山と呼ばれ、古刹「金亀山福王子」がある。
今回は早朝山行ということで、山登りというよりは、
寺社仏閣回りと紅葉狩りをメインに、
分県登山ガイドの山を1つ潰そう位の感覚で登ってみた。

登山ガイドでは、可部市街の福王子口のバス停から、
2時間半〜3時間位の周回コースで紹介されているが、
早朝山行ということもあり、
車道終点の駐車場まで車で上がってしまい、そこからピストンした。
車道の途中に展望台があり、ここからの展望が最も良い。
可部の市街地と、阿武山の麓を流れる太田川を望むことが出来ます。
(阿武山は昨年の5月に単独行で登っています。)

●コースタイム
車道終点駐車場7:40−福王子7:50〜8:05
−山頂三鬼堂8:15〜20−三角点8:25〜30−三鬼堂8:35
−福王子8:40−車道終点駐車場8:50

車道の終点に車を止めて、鬱蒼とした山道を10分ほど歩くと、
山門(仁王門)に出ます。
急な石段を登ると、福王子の境内、本堂の前に出ます。
境内には、本堂を中心に阿弥陀堂、大師堂、鎮守堂などが立ち並び、
高さ40mの市指定天然記念物の「燈明杉」が4本そびえています。
境内の奥には鯉の泳ぐ金亀池があります。
境内や金亀池の紅葉は綺麗でした。

山頂は境内から西に800mのところにあり、
本堂裏の「山めぐり」の標識に従い登ってきた。
全く展望のない尾根道で、山頂には三鬼堂がある。
三角点は、更に奥に進んだ防災無線中継所のところにあり、
山頂の標識はこちらにある。
標高的には三鬼堂の方が高いように感じられるし、
ガイドも三鬼堂を山頂としているのだが、両方で写真は撮っておいた。

地形図を見てみると、福王子の境内から三角点まで行く稜線上に、
標高500mのコンターがある。
ここが三鬼堂のある場所で、この山塊の最高地点になる。
地理院の地形図では、三角点のある電波塔の地点に「福王子山」の注記があり、
一応ここが山頂と考えて良いのではないだろうか?
2万5千分1地形図「飯室」参照。

早朝の寺社仏閣巡り山行としては、天気も良く、澄み切った空気の中で、
すがすがしい山行が出来て良かったと思う。