コアラです。
GW、1日早く広島に帰ったので、
5月6日ちょこっと、近所の山に登って来ました。
登ったのは、阿武山(標高:586m)と権現山(標高:397m)
広島市の北部、私の官舎から10kmくらい北方にあります。
私の官舎の近くにある新交通システム
アストラムラインの牛田駅からモノレールに乗り、
6つ目の大町駅でJR可部線に乗り換え(30分以上待ってしまう)、
2つ目の七軒茶屋駅(無人)で下車。
結構近いです。朝起きてから、その日の天気で判断して行けてしまう距離。
●コースタイム
可部線七軒茶屋駅10:45−登山口11:00−鳥越峠11:20〜25
−阿武山11:55〜12:20−鳥越峠12:40〜45
−権現山13:05〜30−毘沙門天13:45〜14:10
−参道入口バス通14:35−アストラムライン大町駅14:50
登山道までは住宅地の中の狭い道を登る。迷ってしまいそう。
登山口から、狭い車の通れない山道になる。
熊注意の看板があり、イヤな予感。
熊鈴を持ってこなかったので、独り言をしゃべりながら歩いてしまう。
鳥越峠まではひたすら登りだが、道自体はよい。
でも、蛇やトカゲをいっぱい見てしまった。
私が進もうとした先で、ガサガサ音がするので、
その脇の草むらを見てみると、これらの動物が人の気配を察して、
逃げようとしているところなのである。
足下が見れる道だからまだ良いが、
草繁る道だったら足下に蛇がいても解らないから、イヤだなと思った。
鳥越峠で一息入れるが、見晴らしはないものの、風通しが良く気持ちいい。
ここから阿武山までは快適な尾根道。蛇等の心配もなさそう。
所々、ツツジの花が咲いていて、綺麗であった。
山頂直前は、かなり急な山道(難台山くらい急か)。
ここまでGWだというのに誰にも会わなかったが、
尾根道や山頂では2〜3パーティと出会った。
山頂には小さな祠があり、そこでお参り。
樹木に覆われて展望はないが、
一部木が取り払われて広島の街並みが見える。
すぐ山麓を幹線道路(国道54号線)が走っているので、
山奥だが車の音や街の音が聞こえてくる。
ちょっと興ざめか?
鳥越峠まで同じ道を戻って、そこから権現山まで縦走。
こちらも快適な尾根道。
山頂付近で車道とぶつかり(権現山は山頂まで車で行ける:TV塔あり)、
山頂の四阿で広島の街並みを眺めながら、パンをかじる。
この後は、西廻り遊歩道を通りながら、毘沙門天まで下る。
途中の多宝塔から里の展望が良いが、
すぐ直下まで毘沙門台の住宅地が開発されている。
展望と自然がよい閑静な住宅地だが、
坂が急で長く、車がないと大変そう。
毘沙門天でお参りして、住宅地の中の狭い急坂(参道)を下りながら、
バス通りまで向かった。
広島市内には、標高500m程度の山がいっぱいあって、
軽い足慣らしの山として、筑波山に登るような感覚で気軽に行けるのがよい。
広島近郊には、このような山がいっぱいあるので、山歩きに事欠かない。
しかし、暖かい地方で草が結構繁っているので、
蛇とかいっぱいいそうで、ちょっとイヤである。
現に、後日他の近郊の山(武田山)の登山口(公園になっている)に
車でドライブ帰りに寄ったら、
マムシ注意の看板がいっぱいあった。
広島市内の山は、他の山に行けない冬の時期に登ろうかと思った。
関東でいえば、中央線沿線の山や房総・三浦半島の山の感覚である。