コアラです。
4月22日に外秩父七峰縦走大会に参加したので、報告します。
この大会は、東武東上線の小川町駅をスタートして、
官ノ倉山−笠山−堂平山−剣ヶ峰−大霧山−皇鈴山−登谷山と
7つのピークを登頂し、ゴールの寄居駅まで、
延長42.195kmを歩くというものです。
標高は最大で876mです。
参加者は、男性:コアラ、リンさん
女性:オッシー、オッシーの職場の同僚(ABさん)
ABさんは少し大人し目の背の高い女性で、リレーの選手だとか。
ゆっこたん、
ゆっこたんの職場の同僚(パオリン、シマウマ)
二人とも、ゆっこたんと同じく、会社の山岳部所属です。
パオリンは11月の高尾紅葉狩り山行にも参加した方で、
百名山50座くらい登頂済みの猛者。
シマウマは今回初めて参加。
百名山は43座登頂済みと、コアラと同じ数です。
出発が朝6時半と早いので、前の日に寄居町の割烹旅館「岩根洞」に宿泊。
コアラ、リン、ゆっこたん、パオリン、シマウマが集合。
東武東上線「鉢形」駅に午後5時集合で、宿の車に迎えに来てもらう。
風呂に入って、夕食を取りながら宴会。
オッシー、ABは仕事のため、夕食をとってきて、夜10時頃宿に着く。
次の日は、朝6時には宿を出発して(朝食はおにぎり)、
八高線の「折原」駅から小川町に向かう。
その時にゆっこたんが隣に座ったおじさんと話をしていて、
(と言ってもコアラと同じくらいの年か?)
いろいろアドバイスをくれた。
完歩を狙うなら堂平山までひたすら歩いた方が良いとか。
このおじさんは、この後も登場する。
6時半にエントリーして、
駅前のコンビニですぐに水や昼食を買って、すぐにスタート。
なぜか先ほどのおじさんは、我々が出発するまで、スタートしなかった。
完歩したのは、コアラとパオリンなので、2人のコースタイムを以下に示す。
小川町8:30−石尊山7:50〜8:00−官ノ倉山8:05
−和紙センター8:45〜9:05−萩平10:30〜45
−笠山11:35〜45−笠山峠12:00−堂平山12:25〜35
−剣ヶ峰12:45〜50−白石峠13:00−定峰峠13:40〜50
−旧定峰峠14:20−大霧山14:45〜50−粥新田峠15:10
−二本木峠15:50−皇鈴山16:10〜15
−登谷山16:30〜35−寄居18:25
地図にあるコースタイム通りに歩くと、
締め切りの午後6時半までに寄居に着かない。
また、去年マロ子さんと参加した時には、まだ歩けたのに、
白石峠で時間オーバーで下ろされてしまったので、
今回はコースタイムの8割くらいの設定をして、
スタートから結構ハイペースで歩き始めた。
官ノ倉山の登り口で渋滞してしまって、かなり待たされてしまった。
行きの電車で一緒だったおじさんは、道でない斜面を先に登ってしまったが、
なぜか我々が来るのを待っていて、
○○分かかりましたねと話かけられてしまった。
女性陣は、なんか変な人というような感じで、
気味悪がって、ほとんど無視して行ってしまった。
官ノ倉山(正確には石尊山)には予定通りの時間に着いて、
コアラは朝飯のおにぎりを食べる。
その後下山するが、平野部に出てから、女性になぜあのおじさん無視したの?
と聞いたら、だって気持ち悪いじゃない、なんかストーカーぽくて、
と割と大きな声で返事が返ってきて、
ふと後ろを見るとそのおじさんがいて、ビックリ。
その後、会話が続けられなくなってしまった。
結局、黙々歩くしかなくって、和紙センターには予定より15分早く到着。
特に、オッシーとリンさんが元気だった。
ここで、トイレ休憩やすいとんを買って食べたりする。
すいとんは食い過ぎると歩けなくなるので、女性陣にも食べてもらう。
例のおじさんから話しかけられたので、色々話してみる。
彼は我々のことを、会社の仲間と思っていたらしい。
彼は寄居の人で、その日は午後から仕事があるので、
和紙センタまでで帰るとのこと。
完歩を狙っていると話すと、寄居で待ってますからと言われてしまった。
ひえー!和紙センターでは、予定より10分くらい多く休んでしまった。
その後は、萩平まで90分の林道歩き。
林道ではゆっこたんとシマウマが疲れたみたいで、少し遅れ気味。
萩平でトイレ休憩をとるが、女子トイレが混んでいて、
20分近く休んでしまう。これは計算外。
ここから、笠山への急な登りの山道になる。
笠山に最初に着いたのは小荒井。
その後すぐにパオリンが到着。
その後5分ほど待っていると、次々と到着するが、
最初元気だったオッシーが、かなり疲れた状態で到着。
萩平で他の人のトイレ休憩を待っている内に、体調を崩したらしい。
山頂で記念写真を撮って、しばらく休んでから、笠山峠に下りる。
登りとは逆で、ゆっこたんとシマウマは元気に下りる。
ABさんは、靴が軽登山靴で無いせいか、
もっとも急なガレた斜面を慎重に下りる。
峠から堂平山までまた急な登りが始まる。
オッシーの体調が思わしくない。
リンさんは、オッシーに付き添ってゆっくり登っていく。
堂平山の山頂で、体調が悪い人がいること、
リンさんも体調不十分とのことで、2班に分ける事にした。
この時点で、予定より1時間以上遅れていたので、
完歩可能かどうかはかなり無理そうであった。
とりあえず、ペースアップして歩いてみて、
完歩をとりあえず目指すチームに、コアラ、ゆっこたん、パオリン、シマウマ。
完歩はあきらめて、5座目の大霧山あたりまでを目指すチームに、
リン、オッシー、AB。
すぐに完歩ねらいチームは出発。
そのため、唯一堂平山では、山頂で記念写真を撮り忘れてしまう。
確かにこの山には山頂の標識はなく、
一等三角点は天文台敷地内なので、
記念写真をどこで撮るかは結構悩むものだが。
最高峰である4座目の剣ヶ峰を目指すが、
ゆっこたんとシマウマが遅れ出す。
山頂直下が、急傾斜の階段だが、
コアラは歩いている内に、急激な痛みが脚にはしり始めた。
昨年は全く平気だったのだが、今回は少しハイペースだったので、
そのつけが来たのか?昨年と同じところで、今年もリタイアか?
よからぬ事が、頭をよぎり始めた。
とりあえず、山頂でコアラは脚をマッサージしながら、
ゆっこたんらを待つことにしたが、なかなか来ない。
実は彼女らは、階段の下で、リンさんらを待っていたらしい。
5分以上待っていて、そろそろ出発するしかないと思った頃、
ゆっこたんらが見えてきた。とりあえず待つことに。
ゆっこたん、シマウマが着いてから、色々雑談していると、
リンさん、オッシーらも追いついてきた。
山頂で7人全員がそろった最後の記念写真を撮る。
ここからは、コースタイムの2/3くらいのスピードで行かないと、
時間内に完歩はとうてい無理なので、
ゆっこたんとシマウマはリンさんチームに合流して、
コアラとパオリンのみ、ここからロケットスタートをかけることに。
白石峠着が13:00。
ここからは、コアラにも未知の領域。
第5峰目の大霧山(小荒井は未登頂)を目指して、
二人の熱いスパートが開始された。
(以下、続く)