鐘撞堂山・長瀞お花見ハイク報告
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●マゾッコメグの報告
マゾッコメグです。
4月13日(日)、外秩父の鐘撞堂山(かねつきどうさん)、長瀞に
お花見ハイクに行って来ました。
今回の参加者は
(男性)マゾッコメグ、ふむふむ、リン
(女性)タケちゃん、ナイスバディ、ゴザル、たまお
の計7名。
最初なかなか参加者が集まらず、企画が成立するのか大いに心配されたが、
直前になって参加表明した女性がいたお陰で、結局7人集まり、
十分楽しめそうな人数になった。
つくば−東京駅−池袋−小川町−寄居駅−大正池−鐘撞堂山山頂
−円良田湖(つぶらだこ)−羅漢山−少林寺−波久礼(はぐれ)駅
−長瀞駅−岩畳−長瀞グリーンホテル−丹一−長瀞駅−寄居−小川町
−池袋−東京駅−つくば
AM7:00つくばセンター発の高速バスで東京駅に出た。
日曜日だったので、渋滞に巻き込まれることもなく、
8:00には東京駅に着いてしまった。
東京から丸ノ内線で池袋に出て、
池袋から9:10発の東武東上線特急に乗ることになっていた。
池袋にだいぶ早く着いてしまったが、
トイレに行ったりしているうちに時間が過ぎてしまった。
私は埼玉県出身なのに東武東上線に乗ったことは2,3回しかなく、
池袋で乗り降りするのは初めてだったので、
ホームが4番線までしかないことも知らなかった。
慣れ親しんだ西武池袋線だと7番線まであったので、
ちょっと意外な感じがした。
池袋でリン&ナイスバディ夫妻・ふむふむさんと合流することになっていた。
リン&ナイスバディ夫妻はちゃんと来たので問題なかったが、
ふむふむさんがぎりぎりで来たのに加え、一番前の車両で待ち合わせと
なっているところを、間違えて一番後ろの車両に乗ってしまい、
無事合流できたのは、電車が出発してからだった。
また、この日になっていきなりゴザルさんが参加表明した。
しかも参加表明の連絡が私の方ではなく、
ナイスバディさんの携帯に来たので、
リンさん夫妻に会うまでゴザルさんの参加を知らなかった。
後でゴザルさんに聞いたら、
これは私の携帯の番号を知らなかったためらしい。
ナイスバディさんが勘違いして、
池袋8:30発の電車だとゴザルさんに教えてしまったらしく、
ゴザルさんだけ先に寄居に行って待つことになった。
まあ結果的にはちゃんと合流できたし、
参加者が増えて楽しみも増えたので、良かった訳だが。
なお、池袋−寄居間は860円だった。
電車の中は結構空いていたので、座るのに問題はなかった。
車内での会話と言えば、戦争の話、宗教の話、首相の話、住民台帳の話など、
堅い話題が多かったが、何故かそれでも盛り上がったし、
「吉田栄作」「赤裸(あかはだか)」といった、
笑いのキーワードも生まれた。
ちなみに「吉田栄作」というのは、「吉田茂」「佐藤栄作」という
歴代首相の名前を混同してしまったことに起因し、
「赤裸」は「赤裸々(せきらら)」を読み間違えたことに起因している。
小川町で各駅停車に乗り換え、終点の寄居には10:30到着。
先に寄居に着いたゴザルさんが待っていた。
高崎線経由で熊谷から秩父鉄道で来たたまおさんとタケちゃんも
ほぼ同時に寄居に着いた。
上尾在住のたまおさんは勿論だが、タケちゃんも高崎線経由で来た方が速い
ということで、このような経路で来たようだ。
トイレに行ったりして、寄居駅を出発したのは10:53。
思ったより遅い出発となった。
最初は街中を歩き、ガイドブックに載っていたコースと違うルートを
歩いていたようだったが、天気は良かったし、
町の中でも桜が咲いていて、すぐにウキウキ気分になった。
大正池には11:33着。
コースタイムでは30分かかるところを40分かかった。
やっぱりペースが遅い。
池のほとりには石碑が建ち、桜の花も満開でいい雰囲気を出していたが、
池自体はあまり大きくなく、周りを柵に囲まれて入ることも出来ず、
貯水池のような味気ないものだった。ここで11:40まで休憩。
ここから山頂に向かう途中に竹炭工房があり、またここで止まってしまう。
みんな竹炭を作るかまどや竹酢液に興味を持っていたようだったが、
工房のおばさんが教えてくれて
アナグマが遠くにいるのを観察できたのが面白かった。
この先は竹林が多く、竹のトンネルをくぐったりした。
山頂近くになると、丸太で造られた階段が続いた。
鐘撞堂山山頂にはPM12:20到着。ここで昼食にした。
100円ショップで買って来た青シートを広げ、
持って来た携帯コンロでお湯を沸かして、お茶を入れた。
今回は携帯コンロに水2リットルも持って来たので、
荷物がとてつもなく重く感じられた。
山頂に東屋があるのはガイドブックの写真にあったので知っていたが、
最近展望台もできたらしい。
鐘撞堂山は標高330mとさほど高くはないが、
東側には寄居の町を見下ろし、なかなか素晴らしい眺めだった。
ここから筑波山も見えるらしいが、ちょっと分からなかった。
山頂の一部で桜が咲いていた。人も結構多かった。
PM1:10まで、山頂でくつろいだ。
次なる目的地、円良田湖には1:40頃着いた。
ここはワカサギやヘラブナの釣りで有名な湖で、
釣り舟がたくさん浮かんでいた。
湖畔には桜がたくさん咲いていて、湖面との対照も素晴らしかった。
個人的には20年以上前にテレビで円良田湖を見たことがあり、
それ以来、円良田湖に行くのが長年の夢だったので、
その願いがやっと叶った感動もあった。
ここでお花見をしようと思ったのだが、なかなか腰を下ろせる場所が
見つからず、ひたすら湖畔の道を歩くハメになった。
しばらく歩くと土手があり、その下に桜の木がたくさんあって、
お花見には打ってつけだったので、ここでお花見することにした。
この時すでに2時頃になっており、後の予定を考えるとあまりのんびり
しているのもどうかと思ったのだが、桜の花の美しさには勝てず、
また、秩父鉄道の時刻表もちゃんとチェックしておいたので、
なるようになれって感じで、桜の下に荷物を置いて、また青シートを敷いた。
ナイスバディさんと、つくばですでに缶ビールを買っておいた私を除いて、
みんな湖畔の店を探して酒類を買って来た。
酒を買った際に、お店の人が菜の花のお新香をくれたようなので、
これもみんなで食べることにしたが、ちょっと塩辛かった。
ここで私やタケちゃんが持って来たお菓子やつまみ類も食べ、
2:55まで盛り上がった。
ここでの話題は、子供に山の名前をつける話や、AFLACのCMの
「よ〜く考えよ〜お金は大事だよ〜」のフレーズにまつわる話など。
しかし、子供に「檜洞丸」という名前をつけるのはちょっと・・・
波久礼4:01発の秩父鉄道の列車で長瀞に行くことにしたので、
先を急ぐことにした。
湖畔の道を途中まで引き返したあと、羅漢山経由で波久礼駅に向かった。
羅漢山には釈迦三尊像という大きな石像があり、ここで記念撮影。
この先は少林寺まで、道端に小さな石像が無数に並んでいて、
一つ一つ表情も違っていたので、これを見るのも楽しみだった。
急いでいたので、少林寺ではあまりのんびりできず、
この先は普通の道を歩いて行った。
波久礼駅までの道はやたらと曲がり角が多かったが、
標識が充実していて、迷うことはなかった。
前と後ろがだいぶ開いてしまったので、たとえ自分が電車に間に合っても、
全員が間に合うか、心配になった。
もし4:01発の列車に間に合わなかったら、
温泉はここから歩いて行ける「かんぽの宿寄居」で入って、
打ち上げをやれそうな場所がこの辺になさそうだから、
熊谷でやろうか?とも考えたが、無事全員列車には間に合った。
寄居始発で西武直通の池袋行きの電車だったが、
この電車も少し遅れたようで、これも幸いした。
波久礼−長瀞間は370円だった。
長瀞には4:18に着いた。
波久礼からはすぐだったが、もう時間が時間だったので、
当初行く予定だった宝登山に行くのは断念した。
長瀞駅は構内にも桜が咲いていたが、駅前にも咲いていて、結構感動的。
しかし人も多かった。
早速、長瀞の岩畳に向かった。
食堂や土産物屋に囲まれた狭い道を通り抜け、
岩畳までは歩いてもすぐだった。
私自身、長瀞は子供の頃から何回も来ているが、春に来るのは初めてだ。
川沿いに桜が咲いてピンク色に染まっているのを期待したが、
残念ながら川沿いには桜の木はなく、ピンク色の長瀞は拝めなかった。
過去に長瀞に来た時よりも狭く感じられ、
個人的には満足度は今イチだったが、長瀞は初めてという人もいて、
参加者からの評判は上々だった。
これから暖かくなるし、今度はここでカヌーやライン下りをやりたい、
という話も出た。今後そういう企画を立てるのもいいだろう。
5時近くまで岩畳でくつろいでいたが、
そろそろ温泉に行こうという話になった。
当初は「秩父館」で温泉に入ろうと思っていたのだが、
行ってみたら、この時間は風呂を洗ってしまったので入れないとのこと。
「長生館」が近くなのでそこにも行ってみたが、
ここでは日帰り入浴だけの利用は出来ないとのこと。
次に「長瀞グリーンホテル」に行くことにした。
予め電話してみたら入浴OKだというので、早速行くことにした。
このホテルも比較的近くだったが、「科学の温泉」という、
不思議な看板に興味を持った。
風呂に入ったのは5:15頃。
入浴料は840円で、露天風呂はなく、ちょっと蒸し暑い感じだった。
泉質はラドン温泉らしい。
6:00頃には上がった。
6:15にロビーで待ち合わせということになっていたが、
少し時間があったので、家へのお土産に長瀞蕎麦と秩父キビ餅を買った。
いつもなら女性陣が上がるのが遅いものだが、
今回はみんな6:15には風呂から上がって来た。
時間も遅いから、打ち上げはどうするべきか迷ったが、
雰囲気も盛り上がっていたので、
「丹一」で夕食兼打ち上げをやることにした。
「丹一」は当初温泉に入る予定だった「秩父館」の向かいにあり、
来た道を少し引き返す形になったが、それ程遠くなく、
しかも暗くなりかけていたので途中の夜桜が綺麗で、とても感動した。
他の店は多くが閉まっていて、さすがにこの辺は夜が早いなと感じた。
「丹一」では私は鮎のワッパ飯を頼んだが、
他の人はみんな蕎麦を頼んだようだった。
PM7:35長瀞発の秩父鉄道の列車に乗らないと
その日のうちに帰れなくなってしまう人もいたのだが、
我々が入った後でたくさんお客が入って来て、
その人達の方が先に注文してしまったので、間に合うのか心配になった。
しかし思ったより早く注文した料理が出て来て、事無きを得た。
あまりたくさんは飲まなかったが、「秩父ビール」も頼んだ。
会計の方は、7人で11602円。
取り敢えず自分が注文した料理の代金プラス200円を出すことにした。
自分が注文したワッパ飯は1500円で、
ビールは1本600円だが全体で2本注文しているので、
これなら若干のお釣りが来る。
結局148円のお釣りが来たが、幹事の特権でこれは私が貰うことになった。
ちょっとラッキー。
PM7:35発の羽生行きの列車に乗って帰った。
この日はギリギリで電車に乗るケースがやたらと多かった。
私とふむふむさんとゴザルさんは寄居で東武東上線に乗り換え、
池袋経由で帰ったが、たまおさんと、上野から常磐線で帰る
リン夫妻とタケちゃんは熊谷まで乗って、高崎線に乗り換えて帰ったらしい。
長瀞−寄居間は460円だった。
我々は小川町で急行に乗り換え、池袋には9:25到着。
車内では宴会状態とは行かなかったが、
堅い話と軽い話を織り交ぜてそこそこ盛り上がった。
自分は丸ノ内線で東京駅へ出るので、
ふむふむさん、ゴザルさんとはここでお別れ。
10:00東京駅発の高速バスつくばセンターに向かったが、
渋滞でバスが遅れ、つくばには11:25着。疲れた。
今回は天気も良かったし、桜の開花具合も良かった。
人数は当初予想したほど多くはなかったが、結果的に人数は揃ったし、
7人というのは多過ぎず少な過ぎずで、丁度良かったのかも知れない。
参加者の方にも満足頂けたようで、企画人としては喜ばしい限りです。
お花見ハイクは3年振りだったが、
お花見ハイクは桜の都合が優先されるので、日程の調整が難しく、
今回も「次の週なら参加できるのに・・・」という人も多いようだった。
お花見ハイクを希望する声は結構あるようなので、
出来ればこれから毎年やりたいものだ。
メグ企画としては、初めて日本百名山以外の山に行った訳だが、
今年はこれから百名山企画を立てるつもりですので、皆様またご参加下さい。
東武HP http://www.tobuland.com/time/index.html
秩父鉄道HP http://www.chichibu-railway.co.jp/
円良田湖案内HP http://www.yorii.or.jp/~kanko/tuburata/t-4.htm
秩父鉄道沿線の宿HP
http://www.japanese-inn.com/yado/011/saitama-004.htm
かんぽの宿寄居HP
http://www.fukushi.kampo.japanpost.jp/shisetsu/yado1/2122yorii/
秩父館・丹一HP http://www.chichibu-kan.co.jp/
長生館HP http://www.choseikan.com/
長瀞グリーンホテルHP http://www4.ocn.ne.jp/~nagatoro/index.html