猿です
土日はアマチュア無線の競技に参加するため、大菩薩峠の手前、小金沢
連嶺にある黒岳に行って来ました。湯ノ沢峠まで車で入り、そこから機
材を担いで1時間程度の登りです。
荷物は発電機の20kgをはじめ、無線機材が10kg、ガソリンが6kg、アンテ
ナが5kgとトータル70kg弱。
昨年はこれを3回で担ぎ上げ、準備の時間がとれなかったので、今年は2
回で上げました。1回目は発電機と無線機材の40kgを背負子で背負って。
2回目はザックにテントや食料、ガソリンなど、スキーケースにアンテナ
を入れて登りました。
やっぱり40kgの荷物をかつぐのはすごく辛いです。立ち上がれないし、
一度立ったら目的地まで降ろせません。
山岳部や山岳会では40kgの荷物を普通に背負って縦走するといいますが、
1時間、300mの高低差でヘロヘロになりました。山岳会には入れないなぁ。
それにザックと違って背負子は身体にフィットせず、バランスが取りに
くいし、肩と腰に食い込んで痛い。
もっとも2回で済んだので準備にたっぷり時間をかけることができ、余裕
でした。なぜか点数は去年より落ちてしまいましたが…
本当は前夜にでも湯ノ沢峠に泊まって、朝から準備を始めれば3回だって
十分間に合うのだけど。
日曜日は快晴。高い山だけあって空気は冷たいけれどテントの中は無線機
やコンピュータもあり、蒸し風呂状態でした。
扇風機を持参しなかったのは失敗。
去年、ブヨに刺されてたいへんだったので、長袖・長パンツに防虫スプレー
で撃退できましたが、テント内は小さな虫だらけでした。蚊取線香の類が
必要です。
去年は雨が降っていて必死だったこともあり、気がつきませんでしたが、
キンポウゲなど花はけっこう咲いてました。
日曜日の昼過ぎに登山パトロールの腕章を着けた人が訪れ、いろいろと聞か
れました。「発電機を持ち込んでやっているのは初めて見た」と。ぼくは
3年目だし、その前に何年も知合いがやっていたんですけどね。
幕営禁止個所だったのかな?
コンテストは日曜日の15時で終了。撤収も2回で済んだので明るいうちに駐車
場を出ることができました。
ただ、残念ながら下のやまと天目山温泉はすでに営業終了(19:45ぐらいだっ
た)で入ることができず。
下に写真があります。
http://www.erde.co.jp/~masaru/2004_6d/