昨夜はテントを山岳会集団から数十メートル移動して静かなところに設営したので、朝は5時半の目覚ましが鳴るまで熟睡できる。
大久保で買った韓国ラーメンを作る。説明がぜんぶハングルで書かれており、辞書も無しではさっぱり分からないが、どうやら茹でてから汁を捨てる油そばらし
い。ところが、かやくやオイルの袋はあったのに、味付けスープの袋が行方不明。泣く泣く、麺に付いているかすかな塩味だけで食べる。夕方撤収時にスープ袋
が出てきた・・・
6時半の待ち合わせ時刻にちょっと遅刻し、あわてて東屋に到着。すでにClimber-HさんとMさんは来ている。マラ岩だ、2峰だ、ソラマメスラブだと 各自好き勝手なことを言っていたが、最終的に「冬のいざない」がある藐姑射岩(はこやいわ)に決定する。この近くにあるバードウォッチングロックには数 年前行ったことあるが、藐姑射岩そのものは未体験。
カモシカ遊歩道を歩き、砦沢で砦岩には行かず、そのまま直進。カモシカサイドロックを過ぎ、頭がぶつかりそうな岩をくぐり、右手に上がると藐姑射岩。だ が、岩は汚くてボロボロ。あまり登られていないようだ。おかしいなぁ、とあちこち歩き回ったところ、「冬のいざない」(3P 5.9、5.10c、 5.10a)はもっと右側にあった。
まず、「森林浴」(5.8)でアップ。Climber-Hさんはナッツを使っていたが、ナッツを持っていない我々は小さなカムで支点を取って無事にフラッシュ。
続いてClimber-Hさんがリードで「冬のいざない」1ピッチ目を登り、Mさんとぼくがフォロー回収。上のテラスには右側から歩いて回り込むこともできる。乾いたきれいな岩場だが、ぶゆだかアブだか、虫が非常に多くて閉口する。
Climber-Hさんが2ピッチ目をリードで取り付くが、3分の2ぐらい行ったところ、3本のクラックを左へトラバースするあたりが最初の核心らしい。 Climber-Hさんもテンション。ぼくはトップロープで登ったが、ややフレアしたクラックでハンドジャムを決め、フットジャムを高くあげなければ身動 きできない。しばらくもがいていたけれど、諦めて敗退。Mさんはここをどうにかこなし、もうちょっと上まで行けた。
Climber-Hさんは2便目ではこの核心をクリアし、RPできるかと思ったら上部の抜け口でデッドに失敗してフォール。
ぼくらは、難しい2ピッチ目に打ち込むより、やさしいクラックで経験を積んだ方がいいだろうということで、冬のいざないは1便で諦め、「大和なでし こ」(5.8)、「冬景色」(5.7)をそれぞれ一撃する。大和なでしこは上部、テラスからあがる2mぐらいがけっこう悪く、苦労した。
17時過ぎに撤収し、駐車場へ。Climber-Hさんは一人で帰路に。ぼくはMさんを乗せて東京に帰る。
野辺山駅の手前にある「ピクニック」というレストランがおしいという評判で、何度も寄ってみたけれど、毎回貸し切りだったり閉店していたりして食べるチャンスがなかった。今回はやっと営業中に出くわした。ハンバーグ定食を食べる。
国道141号線から県道28号線に入り、長坂ICへ。ガソリンが残り少なくなってきたので高速に乗る前に給油しようと思ったが、IC手前のガソリンスタン ドは閉まっている。そこでICを越えて前日迷い込んだ長坂駅方面に進むが、ここのガソリンスタンドも電気が付いていない。長坂駅に行き、タクシー案内所の 人に聞いたら、やはり閉まっていたガソリンスタンドぐらいしかないという。
教訓:ガソリンを入れたければ141号をずっと走って須玉ICを目指せ!
どうしようもないので長坂ICに戻って中央高速に乗り、双葉SAで給油。都内のガソリンスタンドと比べてリッター10円ぐらい高いけれど、しょうがない。それに東京へ帰るための20リットルしか入れなかったから、200円の差なんだよね。
長坂ICから乗った時は、小仏トンネルから30kmの渋滞という表示。それが双葉では25kmと減っていたので、これならそこそこの時間で帰れると思ったら大間違い。結局、25kmから渋滞の長さは短くならず、八王子料金所を越えたのは0時を回っていた。
Mさんは終電が0時7分。これではまったく間に合わない。中央高速を国立ICで降りずに高井戸ICまで進み、彼女の自宅まで送り届けた。帰りは人美街道と東八道路を経由して1時半ごろ到着。
行きが一人になり、帰りが二人。廻り目平キャンプ場は2泊分取られ、高いガソリンで遠回りと、節約しなくちゃいけない状態なのに、けっこう散財してしてし まった。だけどジャミングやカムセットなど、クラックの基本をたっぷり練習できたのは有意義だった。「笠間のピンキー」は忘れないうちに再挑戦したいな。
森林浴 5.8 フラッシュ
冬のいざない 1ピッチ目 5.9 RP
大和なでしこ 5.8 フラッシュ
冬景色 5.7 フラッシュ
6時半の待ち合わせ時刻にちょっと遅刻し、あわてて東屋に到着。すでにClimber-HさんとMさんは来ている。マラ岩だ、2峰だ、ソラマメスラブだと 各自好き勝手なことを言っていたが、最終的に「冬のいざない」がある藐姑射岩(はこやいわ)に決定する。この近くにあるバードウォッチングロックには数 年前行ったことあるが、藐姑射岩そのものは未体験。
カモシカ遊歩道を歩き、砦沢で砦岩には行かず、そのまま直進。カモシカサイドロックを過ぎ、頭がぶつかりそうな岩をくぐり、右手に上がると藐姑射岩。だ が、岩は汚くてボロボロ。あまり登られていないようだ。おかしいなぁ、とあちこち歩き回ったところ、「冬のいざない」(3P 5.9、5.10c、 5.10a)はもっと右側にあった。
まず、「森林浴」(5.8)でアップ。Climber-Hさんはナッツを使っていたが、ナッツを持っていない我々は小さなカムで支点を取って無事にフラッシュ。
続いてClimber-Hさんがリードで「冬のいざない」1ピッチ目を登り、Mさんとぼくがフォロー回収。上のテラスには右側から歩いて回り込むこともできる。乾いたきれいな岩場だが、ぶゆだかアブだか、虫が非常に多くて閉口する。
Climber-Hさんが2ピッチ目をリードで取り付くが、3分の2ぐらい行ったところ、3本のクラックを左へトラバースするあたりが最初の核心らしい。 Climber-Hさんもテンション。ぼくはトップロープで登ったが、ややフレアしたクラックでハンドジャムを決め、フットジャムを高くあげなければ身動 きできない。しばらくもがいていたけれど、諦めて敗退。Mさんはここをどうにかこなし、もうちょっと上まで行けた。
Climber-Hさんは2便目ではこの核心をクリアし、RPできるかと思ったら上部の抜け口でデッドに失敗してフォール。
ぼくらは、難しい2ピッチ目に打ち込むより、やさしいクラックで経験を積んだ方がいいだろうということで、冬のいざないは1便で諦め、「大和なでし こ」(5.8)、「冬景色」(5.7)をそれぞれ一撃する。大和なでしこは上部、テラスからあがる2mぐらいがけっこう悪く、苦労した。
17時過ぎに撤収し、駐車場へ。Climber-Hさんは一人で帰路に。ぼくはMさんを乗せて東京に帰る。
野辺山駅の手前にある「ピクニック」というレストランがおしいという評判で、何度も寄ってみたけれど、毎回貸し切りだったり閉店していたりして食べるチャンスがなかった。今回はやっと営業中に出くわした。ハンバーグ定食を食べる。
国道141号線から県道28号線に入り、長坂ICへ。ガソリンが残り少なくなってきたので高速に乗る前に給油しようと思ったが、IC手前のガソリンスタン ドは閉まっている。そこでICを越えて前日迷い込んだ長坂駅方面に進むが、ここのガソリンスタンドも電気が付いていない。長坂駅に行き、タクシー案内所の 人に聞いたら、やはり閉まっていたガソリンスタンドぐらいしかないという。
教訓:ガソリンを入れたければ141号をずっと走って須玉ICを目指せ!
どうしようもないので長坂ICに戻って中央高速に乗り、双葉SAで給油。都内のガソリンスタンドと比べてリッター10円ぐらい高いけれど、しょうがない。それに東京へ帰るための20リットルしか入れなかったから、200円の差なんだよね。
長坂ICから乗った時は、小仏トンネルから30kmの渋滞という表示。それが双葉では25kmと減っていたので、これならそこそこの時間で帰れると思ったら大間違い。結局、25kmから渋滞の長さは短くならず、八王子料金所を越えたのは0時を回っていた。
Mさんは終電が0時7分。これではまったく間に合わない。中央高速を国立ICで降りずに高井戸ICまで進み、彼女の自宅まで送り届けた。帰りは人美街道と東八道路を経由して1時半ごろ到着。
行きが一人になり、帰りが二人。廻り目平キャンプ場は2泊分取られ、高いガソリンで遠回りと、節約しなくちゃいけない状態なのに、けっこう散財してしてし まった。だけどジャミングやカムセットなど、クラックの基本をたっぷり練習できたのは有意義だった。「笠間のピンキー」は忘れないうちに再挑戦したいな。
森林浴 5.8 フラッシュ
冬のいざない 1ピッチ目 5.9 RP
大和なでしこ 5.8 フラッシュ
冬景色 5.7 フラッシュ